3月7日 いらないメッセージを捨てる
自分が育った家族から受けたメッセージについて考えてみましょう。
メッセージは、いろいろな形で私たちに伝わってきました。「お前は頭が悪いから、どうにもならない」「お前は、じゃまだ」「お前は、いつもいらないことをする」「お前は長男だから、親の面倒をみるんだ」など。こうしたメッセージは、無意識のうちに自分の価値観に大きく影響します。
言葉だけでなく、態度でメッセージが伝わることも少なくありません。いつも母親と姑の間にはさまれて、親や祖父母のグチを聞く役を求められたり、自分の意見を聞いてもらえなかったりすると、「自分は、他人の仲裁役をするものだ」「自分の意見は何の役にもたたない」などというメッセージとして受け止めてしまうものです。
不必要で役にたたないマイナスなメッセージ、人生の負担になるような古いメッセージは捨ててしまいましょう。
西尾和美 著
自分を愛する365日より 転載
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