スライムを愛する者同士の戦いは実に凄惨を極めた。勝利を納めた僕は次なる強敵を求めて迷宮を徘徊するのだが……
なんと!?僕の目の前に巨大なトマト?に乗った髭オヤジが現れた??
髭オヤジ「来おったか小僧?」
僕は「何故トマトに乗っている?」と聞いた。
髭オヤジ「ムムム…お主にはコレがトマトに見えるのか!!??…まだまだ青いのう」
僕は「青いプクだから当然だ」と言った。
髭オヤジ「あやつを倒した者がコレをトマトと見間違うとは…少々買いかぶりだったかのう」
僕は「誰のコトを言っている?」と聞いた。
髭オヤジ「知っておろう?スライムを愛するあの男よ」
僕は「も…もしやお前も?……」と言った…
髭オヤジ「無論ワシもスライムが大好きじゃ~~!!」
な…なんと!!??髭オヤジは振り向いた??そして乗っていたのはトマトではなく巨大なスライムだった???
髭オヤジ「どうじゃ?カッコええじゃろう?ワシに勝てたら乗せてやってもええぞい!」
僕は「結構です……早く戦いましょう………」と言った…
髭オヤジ「なんじゃい…つまらんプクじゃのう…後で乗せてもらえば良かったと後悔するぞい」
僕は「多分後悔はしないと思う」と言った…
髭オヤジ「仕方ないのう…じゃったらこれからワシのカッコええ所を見せてやるわい!…おっと…その前にワシのサインを書いてやるぞい!欲しいじゃろう?」
僕は「いりませんから討伐報酬のアクセサリーだけください」と言った…
髭オヤジ「全く…ワシのカッコ良さと巨大スライムの乗り心地を理解せんとは……同じスライムを愛する者として嘆かわしい限りじゃ……コレはお仕置きせねばならんのう!!」
再びスライムを愛する者同士の戦いが始まった……