ver.5でひとつの大きな物語が完結し、ここから先はRPGのお約束的に表現するなら「クリア後エピソード」のようなものだと言っていいかもしれません。
すでに各種族の土地も別の時代も魔界もおおむね行き尽くしたわけですから、そりゃ後付けで裏ダンジョンにでも飛ぶしかありませんよね。
実際RPGのクリア後に出現するマップとして見た天星郷フィールドは飛行ギミックもあってなかなか良いんじゃないかと思いました。
ここでさらに裏ダンジョンとしてジアクトの本拠地が用意されていたらカンペキだったんですけどね……
さて攻略や戦闘の面はというと、一言でいえばもうずっとver.4からの延長線上という手応え。ワンパン・ツーパン死亡と蘇生を繰り返してるうちに気がついたら勝ってる感じ。体感やっぱりナドラガンドがいちばんしんどかったです。
前verでせっかく育てた転生15キラーマシンをジャゴヌバ戦に連れて行き忘れた大失敗の反省を活かし、今回はちゃんとゲノス戦に出場してもらいました。
ひたすら殴るだけの係なんで活躍の度合いは正直よくわかりませんでしたが、少なくとも自キャラよりは役に立ってたんじゃないかなと思います。
ストーリー面はもうさんざん各所でバチボコに叩かれているので今更あえて自分が細かく文句を言うようなことはしません。
まあでも忌憚なく言って「歴代最低」と呼ばれてもしょうがない出来だったんじゃないでしょうか。
もちろん全部が全部ダメとは言いませんし、今までのverにだってケチがつく部分はあったと思うんですが、最初の導入がイマイチで途中の描写や演出も足りなくて最後のまとめで盛大にコケてるver.6はやはり別格でしょう。
とはいえストーリーがアレだったくらいでゲームの価値が著しく下がるとは思いませんけどね。
真面目な話、ユーザーから批判が噴出する問題の本質はストーリーの瑕疵ではなくゲーム性に対する不満や失望が根源にあるはずなので。
ちなみにver.6で個人的にいちばんツボだったシーンはレオーネの石像が叫びながら穴に落ちていくところです。