テアロフの冒険日誌

　ver.7クリアしました。
　リアルタイムでストーリーを最初から最後まで追ったのは10年ぶりでしょうか。というか10年前のver.2もマデサゴーラとの決着は放ったらかしていた記憶があるので、じつはひとつのver.の物語を完走したのは今回が初めてな気がします。

　ドラクエ10初期の頃より仄めかされていた過去作9とのつながりが明らかになるばかりか実際にあの世界（の未来）に行ける日が来たということで期待していた人も多かったことでしょう。
　まあフタをあけてみればプレイヤーが足を運べる範囲は限定されていて肩透かし感は否めませんでしたが、ズッキーニャやウパソルジャーが闊歩するフィールドは9既プレイ者にとって何とも言えない感慨があったかと思います。
　とはいえドラクエ10側の視点からすればアストルティアにとっての倒すべきワルモノとの決着なんてもうとっくに完了しちゃってるわけで、ver.6以降の世界が「クリア後の裏ダンジョンやおまけエピソード」みたいなものだと考えると、むしろシナリオやフィールドを頑張って膨らませたと評価してもいいくらいなのかもしれません。

　実際の攻略面ですが、やはり昔と違ってシナリオとエンドコンテンツをしっかり区別するようになっているだけに、最初から最後まで危なげない進行となりました。
　バルメシュケの研究所のように一風変わった個性的なダンジョンが登場したのも面白かったポイントではありますね。
　ただし（これは今ver.に始まったことではありませんが）ダンジョンの謎解きギミックはもっと直感的に操作できるUIにしてテキストも最低限にしてもらったほうが快適性が上がるので頑張ってほしいところ。

　戦闘は相変わらず趣味のデスマスター＋キラーマシンで進行。装備はもちろん防衛軍とゼルメア産。サポは賢者と魔法使いや竜術士をよく雇っていました。
　自分のデスマスは相変わらずテキトーでしたが、キラーマシンのほうはしっかりカスタマイズして役割をもたせたこともあり相当な貢献度だったと思います。
　フリーバッジは「にじくじゃく」「さまようよろい」「デビルアーマー」で作戦「MPつかうな」のいわゆるAペチ型のデバフ特化。サポの魔法職たちの火力と生存性を底上げできる重装備の前衛として明らかに自分より活躍していました。

　デスマスという召喚職を使ってる身としては戦闘中に創失の呪い系の演出が発生するたびに死霊が消されるのがまあまあ不快ではありましたけどね……とはいえ昔みたいに状態異常づけにしてくるよりは強制バフ剥がしのほうが健全かなという気はするのでガマンします。

　さて、こうして終わってみると（過去キャラの掘り下げや長年引っ張られていた神の復活などもあって）普通に楽しめたかなと感じていますが、この先も物語が続いていくという部分については何とも言えない不安にも似た思いがあります。
　いやだって話が進むたびに毎度のように神話級の戦闘力をもった野生動物や現地人が次々に現れるので、毎度 笑っていいものか首を傾げるところなのか複雑な気分になるんですよね……