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福の女神

うぃすたりあ

[うぃすたりあ]

キャラID
: FJ823-773
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 天地雷鳴士
レベル
: 133

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うぃすたりあの冒険日誌

2015-01-12 15:30:17.0 テーマ:その他

第14話 辞令は突然に!

世界宿屋協会からの突然の辞令があり、グレンからヴェリナードへ異動することになりました。

ビョルン先輩からは姉リーネに挨拶してから勤務に励みなさいと言われましたが、行くとアクセ合成をするまで

帰らせてもらえないような気がして、真っ先にプレーテさんのところへ行きました。

宿屋の扉をあけて挨拶しようとした時でした。

「あら、リーネさん。あなた転職なさったの!?」

「え? あ、いえ。私は…」

「今日から新しくお手伝いに来てくれる見習いさんってリーネさんだったのね」

「あぁ、いやいや、私うぃすたりあと申します」

「え? リーネさんじゃないの!!?」

「はい、私…その、リーネの妹でして…。今日からこちらでお世話になります。何卒、宜しくお願い致します」 「リーネさんにそっくりだったものだから、おほほほほ…」

「よく言われます^^;」

「私はヴェリナード城下町の旅の案内人、プレーテです。よろしくお願いしますね」

「はい! プレーテ先輩」

「プレーテ先輩という呼び方は感心しませんね」

「はい?」

「お姉さまとお呼びなさい」

「お姉…さま?」

「そうです。ここでは私の事はお姉さまと呼ぶのです。よいですね?」

「え…あ、はい、プレーテせ…あ、いや。プレーテお姉さま」

「よろしい。では、ここでの仕事の流れを説明しましょう」

「よろしくお願いします!」

「紙とペンを用意して逐一メモなさい」

「はい!

「あら? あなた。グローブはどうなさったの?」

「あ! 申し訳ありません」

「この制服は旅のコンシェルジュの証です! 何一つ欠けてもいけません! すぐに用意してらっしゃい!!」

「それが…、グレンから郵便で送った荷物の中に…」

「……」

「も、申し訳ございません。荷物が届き次第身に着けますので何卒、何卒…」

「……それならば、仕方ありませんわね。では、それまでの間はいいでしょう」

グレンとは違った別の緊張感がありそうです…。

リーネお姉ちゃんのところはしばらく行かないことにします。

つづく
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