この日誌はドラクエとぜんぜん関係ありません。以前授業を受ける気がなく帰ると授業日数が足りないという大ピンチ?の中で授業中に現実逃避して落書き程度に書いた物語を書き直したものになります。なので読んで下さる方は温かい目で見守って頂ければと思います(;^_^A
登場人物
山神蜜柑(17歳)臆病で泣き虫な主人公
霜月柚子 (17歳)明るく主人公にいつもよりそう優しい従妹
不知火みはや(17歳)幼いころから柑橘3姉妹と呼ばれる仲の良い友達
プロローグ
それはまだ私が幼く恐れの意味もわからないくらい無邪気な子供の頃のことでした。
夏のとても日差しの強い1日で影が私に合わせて動くのがとても面白く感じ私は一人遊びをしていました。
すると後ろから従妹のゆずちゃんが影踏みでもしようと言わんばかりにはしゃいで大きくジャンプをし私の影を踏んできました。
「みーかーんちゃーんあーそーぼー」
すると
「ぐぅわああああああぁぁぁぁ!!」
何かとてつもない物の声が私の中で響き渡り私は身の危険を感じゆずちゃんを両手で強く突き飛ばしていました。
「みかんちゃんがいじめたー」
突然のことにゆずちゃんは驚き両手両足に擦り傷を作りひどく泣き出し私は戸惑うも・・
その直後にとてもとても恐ろしい声が聞こえてきました。声の主は激しい怒りをむき出しに私を罵倒してきました。
「今度はお前か貴様か、なぜよけないなぜ俺を苦しめる。何故おまえはそんなに鈍いお前は虫か?みみずか?許さない。許さんぞー!!」
私は突然のことに恐れおののきゆずちゃんを気遣うこともできずその場から逃げ出していました。
一人逃げ出した私は押し入れに逃げ込み扉を閉め息を殺し一人おびえ時が過ぎるのを待ちました。その後母が私を見つけると私は言葉にならない言葉で母に泣き、助けを求め疲れ果て眠りにつくとその後何もなかったかのようにその時のことを忘れ数年の時が経っていました。
そしてそのまま何事もなければよかったのですが・・運命は私を見逃してはくれませんでした。