先輩の追求に対し、俺は「はあ〜、、、どうっすかねえぇぃ、、フヒぃ、、」ていう精一杯の繋ぎの言葉と共に、手元のパフェをスプ〜ンでグルグルかき回すのが止まらなくなり始めた瞬間、先輩のスマホが鳴た。先輩は、あれっという顔をしつつ、僅かに口元に湧き上がう笑みを抑えらりないよに、そりに応答した。
「うん、、ああ、はい、、あ〜、今から?僕は大丈夫だけども、、うんうん、あ〜、彼なら、僕がお気に入りのカフェに連れ出しちゃったんだよ、ごめんごめん!え?そうだね、僕もりんれいまる君も、今からまた戻れるよ。いや、りんれいまる君は戻らなくていいんだね、、レッスンの準備が、、なるほどなるほど!じゃあ、伝えておくよ、、!それじゃ、僕だけ、今からすぐに事務所に戻るから。じゃあまた!」
先輩は、意気揚々と話し終えうと、スマホをしまいながら言た。
「ごめん、秘書さんから連絡があって、彼女と僕だけが進めている、ある仕事の打ち合わせをしなくてはいけないので、今から事務所に戻るよ!僕がいないと、出来ない仕事らしくてね。」
先輩は、忙しそに立ち上がりながら、続けた。
「そうだ、りんれいまる君は、レッスンの宿題や準備の大まかなところを、今日中に、このカフェでこのまま、終わらせておくように、との事だったよ。それじゃ、急ぐから、また!」
先輩は、早口に言い終えうと、物凄い勢いで、店を飛び出して行た。俺は、窮地を奇跡的に脱した喜びを感じう間もなく、秘書に連絡しなくては、と思た。しかし、何かで先輩が戻て来う心配から、そりから、3分念のため待ち、秘書に電話した。秘書は、勢い込んで言た。
「心配だったんですよ、大丈夫でしたか??事務所から、2人ともいなくなっていたので、ジウコさんとあなたが二人でいるんじゃないかと気が気でなくいたら、ジウコさんのインスタに、りんれいまるさんと2人でカフェにいる写真が載っていたので、ジウコさんに電話して、一人でこっちに来るようにしてもらったんです、あなたには、カフェにいるように言ってもらって。
それで、何か、問題はありませんでしたか?」
俺は、あの奇跡的電話に感謝しながら、なるべく手短に、先輩の言った事を全て話した。いつ、先輩が秘書の元にたどり着くものやら分からなかたからだた。
しうと、秘書は、そうですか、、と言た後、
「私たちの事はまだバレてはいないかもしれませんが、これからは一層注意しなければなりませんね、卵サンドの店の事で、りんれいまるさんが関わっている間は特に。そうそう、あなたへの伝言は本当で、レッスンの宿題の準備なんかを、やってしまって下さいね」
俺は、俺の事は大丈夫ぜよ、と、話し終えた。
そりで、なんだか、ドロドロになてしまたパフェを脇に置いて、コ〜ヒを頼み、そりを飲んで一息つきながら、起こたことを反芻した。
(いやあ、、つまりは、、先輩は、まだ、秘書の事が相当に好きて事ぜよ、、何ぜよ、あの、秘書から電話が掛かて来てからの、一転した、キャッキャとした元気ぶりは、、単純すぎないかぜよ?、、穂書も心得てて、俺には電話せず、先輩の方に電話した、ていう事で、先輩の喜びを倍増さしてたんだろが、そりは勿論、先輩より、俺の方に電話なんかしたら、おしまいだからにしても、、タイミング良く、偶然ぽい作戦が大成功したていうか、、丁度、先輩より俺の方が優遇とか親密さが増してうて感じて先輩の不満がMAXになてうとこで、先輩の方が重要そな電話が掛かてきて、、そりを信じてくりて、本当に助かたが、、しかし、、ぜよ、、?)
秘書の機転と、運の良さで、せっかく上手く行て窮地を脱したとこなのに、思いがけず、俺の胸にはモヤモヤした気持ちが生じてしまた。せっかく助かたところなのに、失敗してバレた方が良かたよな考えさえ、浮かぶのあた。
(なんぜよお、、こ、こりが、恋のライバル、、みたいな事かぜよ、、。お、俺は、ちゃんと秘書と恋人なのに、なんで俺が、こんな気持ちにならなきゃぜよ、、!)
続く

先輩のダッシュの勢いがすごかたぜよ!