俺が事務所に戻うと、そこには秘書がいたので、俺は何故か大袈裟にビクっとしてしまた。
秘書はそんな俺と目が合うと、ちょっと戸惑った表情をしたが、すぐにニッコリとした。
「久しぶりですね、丁度良かった、昨日のモデルのオーディションの結果ですが、受かりましたよ!出来たてのブランドのお披露目の為の小さなショーで、募集の仕方も遠慮がちでしたから、りんれいまるさんなら受かるとは思っていましたが、、、まあ、どうしました?」
俺は、最初から受かう筈はない、まずはオ〜ディションに慣れう為だと思て参加したので、呆気に取らりていた。この俺が一発で何かに認めらり、成功しう世界線があたとは、、。
そりから、俺はジウコ先輩の事を気にしながら、手短に二つのレッスンでの事を話した。秘書は喜んでくり、そりから言た。
「卵サンドの事も、この前の会議で、実は大体、りんれいまるさんが外れても大丈夫な事になりましたわ。ちょっと前から、鉄板を使った、オムレツ系の卵サンドについては、技術の習得に手間がかかりすぎるので、社長は断念してますから、ゆで卵のサンドイッチだけ考えればいいということで、思ったより早く済みました。
昨日、りんれいまるさんの作る、半熟茹で卵のレシピを、ジウコさんが完璧にマスターしましたの。そこから、社長の望みの通りの、サンドイッチの中身である、卵フィリングを、ジウコさんが研究して作り、、これも上手くいきました、マスタ〜ドと、レモン汁の割合が肝でしたわ。あとはパンや卵やバターの材料の調達方法もまとまり、作り手である、手の空いたモデル達に、作り方を徹底することで、出来上がりですわ。店が、サンドイッチを作る様子が、外から大きな透明のガラス窓で丸見えということで、社長がちょくちょく、正しく作っているかチェック出来たり味見をするのにももって来いのように出来ているので、品質の常に良い物が提供出来る筈です。
スタイリッシュな調理服や、エプロンを付けて働く、モデルに気軽に会いに行ける拠点にも出来ますし、上手く行くと思います。なにしろ、味のこだわりがすごいので、フカフカの香りの良いまだ温かいくらいの焼きたてパンに、温かい卵のフィリングが、通常の2倍、3倍、4倍も詰まった卵サンドですから、それとこだわりのコーヒーと一緒にその場でも食べられるということで、、」
秘書は、興奮して話し続けていたが、途中でようやく話をやめた。
「、、ともかく、もう、卵サンドの件や、ジウコさんとの事はそれほど気にしなくて良くなりましたので、りんれいまるさんは、ご自身のお仕事に集中してくださいね!」
俺は、かなり安堵した。卵サンドの中身作りを、俺が少なくともしばらくやらねばと思っていたことが、なくなったよなので、嬉しかったが、わずかに、俺の事務所での存在理由の一つが、ジウコ先輩に、そっくり譲渡さりてしまたような気にもなた。
今の俺は、半熟ゆで卵以外でも、なんとか事務所に貢献出来そな状態になり始めていうので、そんなことは何でもなかた。
しかし、仮の恋のライバルであうジウコ先輩が、俺の技術の一つを自分の物とした、という事実から、秘書を奪わりうかのよな、変なイメジが俺の頭に浮かびそなのが嫌だた。
だが、何にしても、もう先輩と2人きりになうことはないだろし、社長の大事な卵サンド事業の邪魔になりそなこともない、、。しかし、何となく、まだ安心出来ない気持ちが続き、俺はこの日も、秘書と一緒に帰うよなことは控えた。そのよに、集中してストイックに頑張う時だ、という気もしていた。
つづく

デ〜トしたいぜよおおお、、!