ドーモ!
今回はパフォーマーとして参加しました。
お客さん参加型のアドベンチャー・ゲームブックという形式でパフォーマンスをしました。
私が物語を言い、物語に番号が振ってあり、途中の分岐点でお客さんに選択肢を選んでもらう。そして死んだり生き残ったりする。
そういう感じです。
◆この日誌の目次◆
◆打ち合わせの重要性
◆本番で気付いたこと
◆アドベンチャーゲームブック全文掲載
◆解説
◆打ち合わせの重要性
内容が内容だし、私もこんな感じなので、事前に入念な打ち合わせをして、その後イベント参加という流れでした。
打ち合わせはとても重要だと思いました。
モニカさんからはユーザーフレンドリーな立場からの指摘がいくつかあり、パフォーマンスの内容を大幅に改善できた!
やはりイベント主催者がはっきりしたビジョンを持っており、お客さんの立場からの意見が活発に交換されると、参加者もパフォーマーも安心して楽しめる。そう思いました。
◆本番で気付いたこと。
モニカさんとパピッポさんに全面的なバックアップをいただき、以下のように進行しました。
1.まずみんな立って話を聞く
2.リタイアした人は座る
3.最後まで立っていた人をみんなでお祝い
こんな感じです。
途中、参加者さんから
「チャットは右上の欄を見たほうが見やすい」
という趣旨の発言をいただきました。
これは、最初のうちは皆立ってたので、私の吹き出しが見づらかったんだと思いました。
そこで次回何かの機会でやる場合、この様に改善したらいいと思いました。
1.参加者は玄関を背にして左側に座る
2.リタイアした人は右側に移って座る
3.最後まで左側にいた人をみんなでお祝い
◆アドベンチャーゲームブック全文掲載
ここに私がやったアドベンチャーゲームブックを載せるので、使いたい人は好きにアレンジして使ってください。
事前連絡不要
事後連絡も不要
ただお客さんの反応とかそういうのは興味があるから、教えてくれると嬉しい。
ゲームブックエルトナ編
説明。
これから私が短い物語を言います。
物語には1から14まで番号があり、
途中で分岐するので、
自分で番号を選んでください。
文末に「終」と出たらゲームオーバーです。
死なずに14まで進めた人が勝ちです。
皆で勝った人をお祝いしましょう。
以上です。でははじめます。
1」アドベンチャー・ゲームブック
エルトナ編。学びの森の収穫祭
2」君の名はトチノキ。エルフの行商だ。
君の仕事は明日までに、収穫祭の行われる
ツスクル村へ、大トロ切身を届けることだ。
3」風の町アズラン。夜。
レンドアで仕入れたトロを抱え君は急ぐ→4
4」町外れに商人の馬車。
ヤッター!いや待て、見ない顔の商人だ。
さあどうする?乗る→5。乗らない→6
5」商人は強盗だった!君はトロを盗まれた。終
6」アズラン地方。急いで歩く。悲鳴が!
ゆめにゅうどうに追われるエルフの少女!
助ける→7。無視する→8
7」君は魔物の不意をつき攻撃!
「イヤーッ」「アバーッ」魔物を倒した
「ありがとうございます。お礼です」
カムシカセンベイゲット→9
8」悪いな、俺は急いでるんだ。11へ
9」木かげの集落。カボチャ頭の怪しい奴が
助けを求めている。行く10。行かない11
10」君は変な衣装を着せられ謎の世界へ
そして二度と戻らなかった。終。
11」キリカ草原。野生のカムシカだ!
カムシカセンベイ無→12。有→13。
12」闇の中、君は急ぎ走る。丘を登る。
ん?丘が動く!丘だと思ったのは
寝ていたサイクロプス!君は死んだ。終。
13」君はセンベイでカムシカを手なずける
カムシカに乗ってツスクルへ!→14
14」ツスクル村。収穫祭会場。早朝。
「商人が遅いわ」「心配だ」不安がる村人
「トロがないとヒメア様が怒る」
「おい、あれを見ろ!」「カムシカか?」
「いや、カムシカに乗った商人だ!」
君は間に合った!めでたしめでたし。完。
おめでとう!みなさんはやり遂げた!
勝った人をみんなで祝いましょう!
↑だいたいこんな感じです。
◆解説
途中までは脱落者が少なめで進んだが、9番の選択肢で90%の参加者が脱落した。
これはおそらく「困った人がいたら助けるのが当たり前」というドラクエの奥ゆかしい伝統をみんながよく守っていたためだと思った。
これがロマサガとか女神転生なら半分以上生き残っていたかもしれない。
ドラクエ世界は基本、困っている人がいたら助ける、そしてそれが正しい。そういうのを前提とした行動をとるユーザーが多い。
このような教訓を得ました。
だから、皆さんが改変して使うなら、その辺を意識すると多くの人を生還させられると思います。
以上です。