「いいか、水分は一日四リットル必要だ」
中印国境地帯のランガーオ山地をパトロール中の燐隊長が遭難者を発見!
無事保護することに成功した!
・経緯
アルパインスタイルを駆使して単独定期パトロールをしていた燐隊長は、生物兵器の徘徊する山地深部に一人たたずむ遭難者を発見した。
遭難者は「神が見守っている」うんぬんのうわごとを口走っていたため、隊長は高山病の進行が深刻な段階に達していると判断。
「共産党は神よりも上にいるのさ」
と、簡易思想教育を施したうえで、山麓の獅子門キャンプまで搬送し、現地警察に引き渡した。
あまりにも不自然なところにたたずんでいたため、遭難者ははじめCIAの工作員かと疑われたが、隊長の洞察力によって、ただの外国人シスターであることが判明した。