2015年。世界はその度を深め、ニンジャアトモスフィアが世界を覆いつつある。そして最近私は日誌でニンジャバトンを書かねばならぬと決意した。
以下、バトンの内容です。
◆キャラの名前・由来
ニンジャスレイヤーに登場するニンジャ「フォレスト・サワタリ」
丁度ドラクエをはじめようと思った時、冒険者の広場に「花柄模様のノンラー」という商品が追加されるという告知があった。これだ!と思った。
三角編笠に迷彩服を着て、ニンジャソウルの影響で自分がベトナム戦争で戦っていると思い込んでいる狂人ニンジャ!これを再現できる!そう思った。そしてその判断は正しかった。
そして私は聖戦の課金戦士(一回300円)となった。
◆ニンジャスレイヤーとはなんですか?
twitterで連載されているサイバーパンクニンジャノベル。
よく言われるキャッチフレーズは、
「ニンジャが出て殺す」「起承忍殺」
たとえとしてよく引っ張り出されるのが
「ニンジャスレイヤーの主人公フジキド・ケンジは、しんのすけとみさえを殺された野原ひろし」
しかし実際はもっと奥が深く、復讐者の話であったり、喪失の話(大切な人を失うことをテーマとした話)であったり、支配や抑圧に反抗する者たちの話で合ったりする。
ストーリーの根幹に流れるのは、不条理に対する反抗だと思う。
不条理に対する反抗
本編を読み進めるうえで繰り返し現れるこのテーマにピンとこない人は、読むのをやめるべきだ。このテーマがわからない場合、途中で絶対に退屈になる。そういう作品だからだ。
わからないことが悪いとは言わない。それはある意味人生を前向きに楽しめているからだ。そしてドラクエ10にはそういう人が多いと思う。
◆ニンジャスレイヤーのお気に入りエピソードを教えてください
「ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ:レイズ・ザ・フラッグ・オブ・ヘイトレッド」
このエピソードは今現在twitter上の人気投票で2014年度1位を獲得した名エピソードで、実際ニンジャスレイヤーの大事な部分が全て詰まっている。
このエピソードは抑圧への反抗の物語であり、父と子の物語であり、家族の喪失の物語であり、人間の尊厳への賛歌である。こういうのが全部入ってる。
ドラクエ10にも名エピソードはたくさんある。ダーマ神殿の神官と座長の話などは本当に素晴らしい話だったし、本当に良いシナリオが沢山あると思う。だけど、それでもこのエピソードを超えるものは存在しないし、今後も超えられるものは出ないと思う。そのくらい圧倒的なエピソードで、ニンジャスレイヤーって変な日本語とか間違った日本観とか、そういう色物ノベルだよねという一般の認識から遥か遠いところにあるエピソードと言っていい。
http://togetter.com/li/646824
とりあえずここから原文を読んでみてほしい。そうすればわかる。
基本的にニンジャスレイヤーは短編集の体裁をとっているので、途中から読んでも問題なく入れる仕組みとなっている。
予備知識がどうしても欲しかったら
google[レイズ・ザ・フラッグ・オブ・ヘイトレット]
こうやって検索すれば、最初の方にwikiが出る。それを読んでも良い。
◆ドラクエ10でニンジャヘッズをやっててよかったことは何ですか?
わずか半年という短期間の間に、多くのニンジャヘッズと交流を持てたことだ。
私はサワタリとしてゲームを開始した時、不安があった。
「ドラクエのようなマジョリティ感あふれる世界で、果たしてニンジャヘッズと会うことができるのだろうか?」
「幸せな世界アストルティアで、持ち前のアンタイセイ(antiと体制を掛けたニンジャスレイヤー用語)が頭をもたげて余計な事をしてしまわないだろうか?」
いろいろ考えた。
しかし杞憂であった。ニンジャヘッズはアストルティアのそこかしこに隠れ潜んでいた!普段は忍殺用語を使わずに、ティア充スゴイタノシイなアトモスフィアに合わせながらも、抵抗と反逆の牙を研ぐニンジャヘッズたちが!
今でもいろんな活動をしたりしていると、アンタイセイしたい気持ちが湧くこともあるが、湧くこととすることは違う。
なによりも同志がいる!
今後も秘密ニンジャ集会や、いろんなサーバを徘徊するなどの草の根活動をする。まだ見ぬニンジャヘッズの発見と、ニンジャヘッズになりうる人々の探索を続ける。
◆バトンとか言いながら、どうするんですかこれ?
バトンはもうやめだ!
バトンなんてそんな○○○○(各自好きなFワードを入れよう!)なものは黄金立方体に送り返す!送り返したうえでゲヘナの蓋を閉じる!
勝手にバトンを受け取った者には、周囲に自分がニンジャヘッズであることがばれてしまうという、過酷な運命が待つと知るが良い。
以上です。