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蒼鎧両断の勇士

トランクス

[トランクス]

キャラID
: LU508-927
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 僧侶
レベル
: 130

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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トランクスの冒険日誌

2019-01-16 22:07:34.0 テーマ:おしゃれ活動

トランクスのオシャレ日誌 特別編①

こんにちは!


「他の誰かの正解は 僕の答えじゃない」
揺るがない己が信じる答えを大切にしたい
トランクスでございます。


前回の日誌で書きました通り、
「あなたのお気に入りのドレアを教えて下さい」

こちらの企画、
早速始動でございます!



第一回目のゲストは
良きハウジング仲間でもあります、
ミューウさんです!

いつも大変お世話になってます。


お互いにエルフということもあり、
テーマは即決、
和装ドレアです♪

楽しく写真撮影させていただきました(*^▽^*)



写真撮影していく中で、
私の閃きが爆発。

お得意のストーリー仕立ての日誌となりますw


素敵なドレアと風景とともに
どうぞ最後までお付き合い下さい(^^)


=======================


桜、咲き乱れる季節。

街は桜花爛漫に華やぐ。

民衆は春の訪れを喜び、
宴に酔いしれる。


私はそれを横目に
ひとり、旅路を歩く。


桜木の彼方にそびえる山々に
遠い過去の
淡い記憶を映して。






あれはまだ
旅に出て間もない頃。

現在のように
桜が満開に花開いていた。


風がまだ肌寒く感じる川辺で、
彼女はひとり、
リュートを奏でていた。


川のせせらぎ
鳥のさえずり
自然が刻む律動に
彼女の奏でる旋律が風に乗り、
重なる和音が大地に響く。


澄んだ音色が
私の体をすり抜けていく。


時が緩やかに流れるような感覚に、
私はすでに引き込まれていた。



しかし、
その音色には何故か
寂しさや悲しみのような
哀愁を微かに感じた。


そう感じるのには、
自身の心が共鳴していたからだ。




馬を引く手綱は
彼女の佇む方向に
自然と向いていた。


彼女の側に
馬は歩みを寄せた。


「お隣、宜しいですか?」

「ええ、どうぞ」


何を話すこともない。

彼女の奏でる音色を
地に身を任せ、
ただ聴き酔いしれた。






どのくらいの時間が経ったか。


陽は山々に身を隠し、
気付けば
夜の静けさが
私たちを包んでいた。


天を見上げると
燦然と輝く星々が
まるで落ちてくるのではないか…

そう怖くなるほどに
綺麗だった。


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

セピアだった情景は
時間を巻き戻すかのように
遠い記憶を鮮明に蘇らせる。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 流れ星のように
それは突然だった。


「私ね…」

「?」

「ある人を待っているんです。」


急に口を開いた彼女。
視線は先を見たまま、
話を続けた。


「その人はこの大地を蝕む魔障を
断つ為、旅に出たんです。」

「…」
私はただ彼女の話を
静かに聞く。

「【民がまた平和に暮らせる地にする】
そう言い残して行ってしまわれました。」

更に彼女は続けた。

「毎日川辺に立ち、リュートを奏でる。
あの人が無事に帰るようにと…

そう、祈りのリュートなのです。

あの人には届かずとも
神のご加護があらんことを。

私は毎日祈り続けているのです。」


そう、
彼女の視線は
私にも、
眼前の桜にも、
向いてなどいなかった。

焦点の合わぬその眼差しは、
何処かも知れぬ彼方の想い人への
愛おしさを表していた。


「私も共に祈ります。」


私が心から発した言葉に
彼女は初めて
私の顔に目を向けた。



「その方にもきっと
あなたの音色は届いていますよ。」


「ありがとう。
私もそう信じてます。」 欠け行く月とともに
淡い記憶も色褪せていく。


交わした言葉は
未だ全て脳内に残っているほど
ほんの少しだった。


通じ合うことのない二人。


たった一夜の思い出。


桜を見ると
毎年この日のことを思い出す。


〈満開の桜の優美さ〉


桜は美しさの象徴だ。

まるで彼女のように。



桜の花言葉
《優美な女性》


振り返らず
また次の街を目指す。

《散り際の潔さ》

そう、それが私だから。

=======================

いかがでしたか?

短編小説は初めてなので、
なかなか難しいです(^^;;


ミューウさん
改めてドレアと撮影協力
ありがとうございました♪


今後もドレアストーリー企画続けて参ります!
無理しない程度に…笑


「一緒にやりたい!」
絶賛募集中です♪

物語の主人公はあなたです。


これからも宜しくお願い致します!


長文失礼致しましたm(_ _)m
ご閲読ありがとうございました!
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