前回に引き続き、季節を感じる庭木の自生地を訪ねてみました。
今回は春の庭木です。
春の庭木といえば桜。自生地といえば勿論カミハルムイですね。
まずはこちら。
王都の南門を出たあたりで撮影しました。
立派な桜並木が続くその少し先、桜の向こうに少し濃い桃色の木があります。
私は最初、これも桜なのかと思っていたのですが…
桜と隣り合った桃色の木の梢を、桜と一緒に可能な限りズームして撮影してみました。
するとどうでしょう。この桃色のものは、花ではないことが判りました。つまりこの木は、桜ではない何かの木だったのです。
ここで、新たな疑問が発生しました。
庭木の桜は、白と桃の2種あります。
自生地で見られるこの桜は、それでは一体どちらなのか。
現地でただ見ても、よくわからないので、今度は自宅の庭に2種を植えて、拡大写真を撮ってみました。
左が桃、右が白。違いはとても微妙でしたが、それでも、自生地(カミハルムイ領のフィールド)で見られるのは、白だと判りました。
では、桃はどこで見られるかというと、こちらです。
王都の中に植えてある桜は、桃の方らしいです。
こんなふうに住み分けをしていたとは。
最後に、桜ではない何かの木について。これもどうやら庭木になっているようです。
そのままではなく、枝にブランコがついた、その名もブランコつきの庭木という庭具になっていました。
庭に3つ並べてみると、なかなかきれいでした。