アストルティアの美しい花と風景を紹介する記事を書いています。
今回から、ウェナ諸島の花と風景について書いていきます。
ウェナ諸島は総じて緑豊かな土地柄です。
植物の種類が多く、植物が複数のエリアにまたがって分布しているため、各地の植生は複雑なものになっています。
ウェナ諸島については、回数を少し多くとり、じっくりと記事にしていきたいと思います。
では、まずはこちら。
レーンの村です。
皆様ご存知のように、海辺の小さな美しい集落です。椰子の木あり、タニワタリやサトイモ科の植物あり、更に、赤白黄色の花をつけた低木の茂み、珊瑚色のアナナスのような花と、緑も花もいっぱいです。
そして、村の奥のほうには、こんな場所が。
小さな滝が村の中にあるのです。
白い小さな花をいっぱいに咲かせている、ここにしかない花もあります。
この花、リアルの花で例えるならば、ブライダルベールに似ています。
村の渚には、まるで婚礼のためのような宴席の支度があり、この滝は誓いの場に使われるのではないかな、と思わせる厳かな雰囲気があります。
村を出ると、意外なことに、こんなにも巨大な樹木に出迎えられることになります。
梢に花は見つかりませんが、葉の様子から、マメ科の樹木であるようです。
ウェナ諸島の木と言えば椰子の木と思いがちなのですが、実は、ヤシ以外の個性的な樹木があり、エリアの植生に特徴を与えている場合があります。
マメ科の巨木に、ドラセナの仲間の巨木。
そして、草の花は、南国らしい桃色のジンジャーに
似た花や、タイマツバナのような花、薄紫や青の小さな花が咲いていました。
コルット地方の小さな花、そして、ノボタンに似た木の花は、色違いの花が、別エリアにも見られました。コルット地方の花は、薄紫や青、水色が多く、この色味がこのエリアの特徴と言えそうです。