アイリスの冒険日誌

アストルティアの花と風景を紹介する記事を書いています。
今回は、プクランド大陸編⑤として、メギストリスの都の花について書いていきます。

改めて言うまでもなく、メギストリスの都はアストルティア全土でも一二を争う大都会です。
都に一歩足を踏み入れれば、ピンクを基調とした、華やかな町並みにまず驚き、行き交う人々の多さに驚きます。
そんな賑やかで活気に溢れたメギストリスの都は、花の大陸の都にふさわしい、溢れんばかりの花で彩られた都でもあります。

花壇等の本物の花が沢山あるのは勿論のこと、建造物にも、花のモチーフを大胆に使用していたりします。王宮へのアプローチには、床面全体を使った花模様のモザイクが配されています。
そして、もしかしたら、世界最大か、２番目位の巨大な花をあしらった、こんな建物もあるのでした。

花摘みギルドの建物です。
緑の芝生のような屋根に、蓮の蕾のような巨大な花が載っている様子は、何だかちょっと変わったお菓子のようにも見えます。
花摘ギルドはいまだにオープンしておらず、建物の内部を見ることができません。
オープンしたら、とにかく中に入ってみたい！…と思ってずっと待っているのですが、果たして、願いが叶うのは何時のことになるのやら。

続いては、普段あまり立ち寄らない王宮内部の花を紹介します。
まずは、玉座の間です。
王宮自体が豪華に彩色されているためか、玉座の間にしては、シックなお花が配されています。
写真左側、大きな植木鉢に植えられているのは、海老茶色の蘭のような花です。これはどうやら、ここにしかない花のようです。
その後ろには、ラベンダーのような紫色の花と、花壇などにも使用されている小さな白い花が並べられていました。

メギストリスの都の人々は、もしかしたら、ラベンダーがお好みなのかもしれません。
王宮内部の各所に配されているのは、このラベンダーのような花なのです。
もしこれが本当にラベンダーなら、王宮は心休まる香りに包まれていることでしょうね。
メギストリス王宮には、見事な庭園も作られています。
カミハルムイ王宮にも広大で美しい庭園がありますが、あちらがエルトナ産の植物らしきもの(実際にはフィールド等になくても、どことなく和風、という意味)で埋められている一方、メギストリス王宮の庭園には、他大陸産の植物も取り入れられているという特徴があります。
写真では、全体を撮影するようにしたので、ごく小さく写っているのですが、例えば、ウェナ諸島産の水色の背の高い花等が、ちらほらと見えるかと思います。
さて、メギストリス王宮の庭園には、上の写真のような前室があります。
プランターや鉢植え等がぎっしり並んだこの前室には、お世話係らしい人が常駐しています。
王宮の花壇に配置される花や、王宮内部の各所に配置されるのであろう、ラベンダーのような紫の花の鉢植え等は、ここでこうして彼女がお世話をしたものなのかもしれません。


以上で、プクランド大陸編の記事を終わります。
次回の日誌からは、レンダーシア地方についての記事を書いていく予定です。