アストルティアの花と風景を紹介する記事を書いています。
今回は、前回に引き続き、レンダーシア(外海)編②として、港町レンドアについて書いていきます。
娯楽島ラッカランとは好一対のレンダーシアの島、それがレンドアです。
小さな島ながら、ラッカランと同様、重要な施設が非常に多いことに加えて、季節毎や不定期開催のイベントの案内人もよく現れます。
ちょうど今日から、また異世界からの迷い人が現れて、クエストの案内を始めていますね。
今回の写真には入っていませんが、ちょうどバシルーラ屋の隣あたりにいます。
レンドア島は、ラッカランとは世界の内海を挟んだ反対側、オーグリードとエルトナ両大陸の中間に位置しています。
ラッカランがいかにも南国の楽園らしい気候であるのに対し、レンドア島は穏やかな気候を思わせる植生を見せています。
世界の北方にあるとはいえ、内海からの海流の影響などもあるのかもしれません。
すぐ隣のオーグリード大陸は、万年雪を頂いた冬の世界なのですが、そこまで寒くはなく、むしろ、反対側のエルトナ大陸の気候に近そうです。
レンドア島で地植えになっている樹木は、ギザギザした細かい葉を持っていて、針葉樹のようにも見えます。
リアルの世界で言うなら、温帯から亜寒帯あたりにありそうな樹木です。
一方で、小振りなヤシの木に似た植物の鉢植えが、屋内にも屋外にもたくさん置かれています。
これは、ラッカランの屋内にも置かれていたものと同じです。
また、赤や黄色、ピンクの花をつけた低木の植え込みも、ラッカラン、レンドアに共通する植栽です。
これらの、両島に共通する植物は、幅広い気候に対応できるタフな植物なのかもしれません。
ヤシの木に似た植物の鉢植えと一緒に、町を彩っている植物を見ることでも、隣の大陸、エルトナとの近さを感じることができます。
写真の紫や珊瑚色の花は、エルトナ大陸産の花です。紫の花はイナミノ街道等で、珊瑚色の花はツスクル近傍等で見られる花です。
大きめの植木鉢の淡いピンクの花は、アズラン地方等に多く見られる、ニチニチソウに似た花の色違いのようです。
さて、港町レンドアの、最も重要な施設と言えば、それは何と言っても内海世界との連絡船の発着基地、そして連絡船グランドタイタス号そのものでしょう。
豪華な客船に乗り込み、新しい世界への思いを馳せる。
そんなひとときを過ごす船内には、こんな不思議な花が飾られていました。
それまでの冒険の旅では、全く見たことがないような花です。
内海世界のレンダーシアは、いったいどんな場所なのだろう?と、不思議な花を眺めて考えてしまいそうです。
次回の日誌からは、レンダーシア(内海)編の記事をスタートする予定です。