アストルティアの花と風景を紹介する記事を書いています。
今回は、バージョン3新規解放エリア編として、ゴズ渓谷についての記事を書いていきます。
ストーリーでは、世界樹の花を咲かせる神事が執り行なわれたまさにその直後、フウラが蛇使いの男の手に落ちてしまいます。
一方、エルトナ神のはからいにより、世界樹の花を守護するという新たな使命を得て蘇生したヒメアは、神の器と呼ばれる存在について話してくれました。
神の器とは、アストルティアの種族神それぞれと、特別な魂の結びつきを持って極稀に生まれてくる存在とのこと。次に狙われる可能性が高いのは、オーガの神の器と考えられます。
ヒメアが風のお告げで示してくれた獅子門で、私は心当たりの人物と遭遇します。
しかし、私がオーガの神の器と目されるマイユに会っていたまさにその時、実は彼女の故郷は大変な災難に巻き込まれようとしていたのです。
例の蛇使いが神の器を捜しに来て、抵抗した村王が瀕死の重症を負ったというのです。
マイユの婚約者であるアロルドの情報をもとに、通常の治療が効かない重症者を救える秘薬が見つかるという、ゴズ渓谷に向かうことになります。
ゴズ渓谷は万年雪に閉ざされ、常に強風が吹き荒れる過酷な土地柄です。
風の浸蝕を受け続けた岩肌は不思議な形に削られており、場所によっては氷柱までも吹き流されたような向きに成長していたりします。
僅かに草は生えていますが、食用になる植物は育たないと言います。
この厳しい土地にも集落があり、住民は主に出稼ぎで暮らしているそうです。
稀有な絶景の他には一切の恵みに見放されているかのようなゴズ渓谷ですが、稀には高値で売れる黄金の花が見つかり、またそれ以上に貴重な秘薬、雪中華が咲く場所なのでした。
雪中華を見られるのはイベント中だけで、姿を撮影することは出来ません。ゴズ渓谷中心の大雪柱の頂近くくに、咲いていた場所の跡が残っているだけです。
ともに雪中華を摘みにきたマイユは、自分が村王の実子ではないことを問わず語りに告白します。
幼い頃に火事で実の両親を失い、助けてくれた村王の養子として育てられたと言います。
持ち帰った雪中華が奏功して回復した村王によれば、マイユが神の器であることは間違いなさそうでした。火事に遇いながら火傷1つせず無事だったこと、常人離れした強さ等は、オーガの神ガズバランの特別な加護あればこそであろうと村王は語りました。
それならば…、
嫌な予感は当たり、またしても村が襲撃されます。
村を襲う魔物はドラゴン系ばかり。
しかも、ある場所で出逢った覚えがある特別なドラゴンの姿も混じっていました。
もしやと思い、マイユのもとへ駆けつけると…、あの蛇使いがフードを脱ぎ捨て、正体を現したところでした。
フードの下の素顔は、これまで見たことがない種族の…竜族の顔だったのです。
竜族と知って驚かなかったのは、村を襲った飛龍の群れを見ていたから。彼らを使役できるとすれば、それは竜族だろうと見当がつきます。
しかしなぜ、竜族が神の器を拐うのか。
何やら悲願を果たすためらしいのですが、この時はまだ謎が多すぎる状態でした。
アンテロと名乗った竜族の男をどうにか撃退しましたが、マイユを護ろうとしたアロルドが未知の毒に冒され人事不省に陥ってしまいました。
雪中華の秘薬も効かない謎の毒については、これを使ったアンテロ本人か、同じ竜族の知恵を借りなければ治療も儘ならないようです。
苦しむアロルドの枕辺には、彼をひっそりと慰めるような花が活けてありました。
神の器連続誘拐犯が竜族の者と判明した以上、謎に包まれた竜族についての情報を集める必要があります。私は神獣ファルシオンの指示を受けて、アストルティアに残された竜族を捜しに行くことになります。
次回は、竜族の隠れ里についての記事を書く予定です。