こんばんは!!
ヴァイパーファングの成功確率について、分析も含めてやっと一段落しました。
今回はその結果についての日誌です。
まずは試行回数などの検証内容について。
今回はきようさ372〜965の範囲から12点ほど選び、それぞれ450回前後ずつ、計5400回程度撃ったデータを用いています。
対象は毒耐性が無い&高耐久という理由からガメゴンにしました。
海賊を育てていない都合で、きようさ965だけは状態異常成功率アップ(成功率2倍)のスキルがついた盗賊を用いて、毒耐性が50%の悪魔長ジウギスを相手にしています。
結果的に耐性が無いのと同じなので多分問題なし。
そして、得られた結果はこのようになっています。
① きようさゼロで成功率50%
② きようさ700程度までは、100につき5.5%程度成功率が上昇
③ ②の境界以降は、100につき3.3%程度上昇
①については結果というより、そうなっているだろうという想定ですね。
アプデ以前の成功率が50%であり、上方修正の内容が『きようさに応じて「猛毒」の成功率アップ』という記述であったため、この50%は変わっていないだろうと。
②③についてはデータを使って色々やってみた結果ですね。
変わり目を700程度って書いていますが、これは本当に大体の値です。この境目をハッキリさせようとすると、きようさ690などさらに細分化した範囲での検証が必要になってきそうで…
また、成功率の上昇幅については5.5と3.3って書いていますけど、多少ズレることは普通にあると思ってください。特に3.3はそこそこ怪しい。
どちらにせよ「最初から最後までずっと同じ伸び率」というのはほぼ否定されたので、その結果だけ残せたらなと思います。
以上、現時点での分析結果でした。
日誌の後半ではデータセットを載せ、分析についてもうちょっと詳しく書いています。
これ以降は詳細な部分に興味のある方だけ見ていただけたらなと。
以下が今回の検証で使用したデータとなっています。
表の見方については「きようさ 成功数/試行回数 補正前成功率+補正率」としています。
補正によって毒の成功率を高めている点については前回の日誌②の方を見ていただければ(文字数の都合)
ひとまず「補正前成功率」としているのが技本体の成功率ってところだけ。
1. 372, 430/438, 73.2% +25
2. 440, 459/483, 75.0% +20
3. 506, 427/436, 77.9% +20
4. 550, 451/477, 79.5 % +15
5. 601, 425/442, 81.2% +15
6. 640, 442/470, 84.0% +10
7. 680, 433/444, 87.5% +10
8. 702, 448/458, 87.8% +10
9. 742, 403/406, 89.3% +10
10. 800, 425/445, 90.5% +5
11. 875, 452/457, 93.9% +5
12. 965, 444/453, 98.0% +0
本当に途中で傾きが変わるのか気になる人は、上のきようさと確率についてExcel等で適当にグラフ化し、以下の要素を踏まえて直線を引いてみてもらえたらと思います。
①きようさゼロでは成功率50%
②成功率が100%に達するのはきようさ966以上
①は前半でも書いた通り、アプデの前後で「きようさ関係なく成功率が上昇」ってことはないでしょうっていう要素ですね。
この制約を無視するとデータ全体で割と綺麗な一本の直線が引けて、きようさがゼロにおける成功率が56%くらいになったりします。
②についてはきようさ965で観測した成功率が98%だったので、100%に達するきようさは必ず966以上ということですね。
966でいきなり100%になるっていうのも極端ですけど、それでも大丈夫なくらい結果がハッキリしているということで。
①②を踏まえて、試しに「きようさ970で成功率100%」になるように直線を引いてみるのが分かりやすいかなと思います。
一回でも統計で線が引かれているグラフを見たことがある人なら、これだけでも直線がデータに合っていないことが見てとれるかなって。
また、分かりやすい値としてきようさ1000で成功率100%(100につき5.0%ずつ上昇)で直線を引いてみると、ほぼ全ての点が直線より上に来るという恐ろしい結果になったり…
このことから「成功率の上昇度合いは全区間で一定」と仮定した場合、データに合うような直線を引くことは出来ないということが、十分にわかるのではないかと思います。
検証って疲れるけど楽しいね(文字数ギリなので感想を強引に