【インタビューなどの記事から、好き勝手言ってみる】
前の続き
>「『ドラゴンクエスト』をちゃんと作り、そのうえでMMORPGにするという志で
>なければ、日本にMMORPGを普及させることはできない、という決意の表れのよ
>うに聞こえました」と振り返る。
スケールが大きくなりました
ドラクエ10が売れる、評価されるではなくて、
「日本にMMORPGを普及させること」が目的になったようです
正直私は、ドラクエだからドラクエ10をプレイしているわけであって、
ドラクエ10ををMMOの入門としてとらえているわけではありません
スクエニ運営と、私のようなユーザーとの考えの開きはここにあると思います
運営は「ドラクエ10を足がかりにして、今後スクエニのMMOをプレイするユーザーを育てている」という考えなのでしょう
ドラクエは、ドラクエという名前だけで売れるタイトルです
固定客が付いているといっていいでしょう
その固定客を、MMOへの上客としてスライドさせる
これがスクエニの戦略というわけですね
まぁその戦略自体は否定はしません
ですが、この戦略は、藤澤さんが言うとおり、旧来のMMOを変えるという前提が必要です
「スクエニ製のMMOは今までのMMOとは違う」ということを示して、初めて達成できるはずです
スクエニからは、ドラクエ10の後に新生FF14がリリースされました
さて、FF14は旧来のMMOから脱却しているのでしょうか
私はFF14をプレイしていないので評価はしませんが、藤澤さんの言うとおり「日本のMMO」になってるのでしょうか
ユーザーの評価が気になるところです
なぜ『DQX』は“そこまで遊ばれていないのか
>・「Wiiがないんだよね……」
> ⇒“環境的”制約
>【対応策】
>・プレイヤーが触れやすい環境への提供
>⇒「Windows版」の発売を予定
当然わかっていてスルーしているのでしょうが、
「Wiiがないんだよね……」の次にきたものが抜けてます
「WiiU版でも発売しますので、お待ちください」がありましたよね
Wiiがない、でもドラクエ10をプレイしてみたいというユーザーの中には、そのためにWiiUを購入した人もいたでしょう
はじめから「Windows版も発売予定だと」発表していたら、「家に1台くらいはパソコンがあるこのご時世」ですから、WiiUを買わずにいたという人もいたでしょう
>「なるべくプレイヤーにハード的な負担をかけない」という理念がある
この負担って、金銭的負担も含めますよね
理念なんて言葉を使うんだったら、はじめから「Windows版も発売予定です」って発表するべきだったと思うわけです
まぁ今回は「こうして成功した」みたいなスタンスでの発表ですので、
失敗点には触れなかったのかも知れません
ただ、今までの藤澤さんの説明も同じスタンスなんですよね
ある問題があった場合、1つの解決方法を実施してそれで終わったみたいなことを書く
このへんがわざとやっているのか、それとも本当に見えてないのかがわからない
さて、次のディレクターはどんな人なんだろう
よいドラクエを作って欲しいものです