<続き>
今まで、業者に対してプレイヤーできる対処は、「通報する」しかありませんでした
ですが、通報したプレイヤーが長時間存在し続けているということもあり、運営の対策と通報するの効果に
不満を持っているプレイヤーが多くいたと思います
業者タンス狩りはそんな中にあらわれた、画期的な業者対策だったと思います
なにより実利もありますからね
コレを公認したら、BOTを消滅させるのはムリでも、邪魔することとしてはかなり有効だったのではないかと思います
たしかに関係ない一般ユーザーに被害が出る可能性がありますが、タンス権限を「誰でも可」にしないことで対応可能です
普通のプレイヤーであれば、「他人にアイテムを採られたくないが、タンスを誰でも可に開放したい」という状況は発生しないでしょうから、広場や手紙で広報することで、対応可能だったと思います
とはいえ、こう回答しなくてはならなかった理由も想像がつきます
「業者のタンスからアイテムを入手したプレイヤーが、本当に第三者なのか業者なのかが判別できない」
タンスの権限を誰でもにしているということは、家主以外でも取り出しができます
そのため、業者はまったく不正をしていない新規アカウントを用意して業者タンスからアイテムを入手、換金した場合、一般プレイヤーと区別できないわけです
そういったマネーロンダリングを可能にしないように、「業者のタンスをあさったものは業者とみなす」という対応「しか」できなかったのでしょう
公式の回答に「不正行為を行っていると思われるキャラクター」とあります
これは、業者タンス狩りの際に、BOT操作の隙間をついてパーティを仲間に引き入れることから、
「プレイヤーが不正行為を行っていると認識しているキャラクター」のように読み取れます
となると、住宅村をローラー作戦でチェックしたり、たまたま訪れた家から取得した場合はセーフでしょうか?
おそらく違います
たまたま訪れた家から取得したように見せかけるマネーロンダリング用のキャラを作られて終わりです
そのため、「不正行為を行っていると思われるキャラクター」は、「運営が不正行為を行っていると認定したキャラクター」の意味だと思います
つまり、プレイヤーがどう認識してようとかまわないことになります
そもそも、プレイヤーの認識が前提であった場合、BOTキャラを識別するための明確なルールが確定することになります
「特定タイミングでパーティに誘うことができたユーザーは不正行為を行っている」ということが成り立ちます
プレイヤーがBOTキャラを識別できることになりますし、つまりは運営も当然BOTキャラを識別できるということになります
これを認めてしまうと、「運営はBOTを識別できる方法を知りながら放置していた」ということになってしまいます
これだと、運営の怠慢が責められてしまいますからね
まぁこの辺の解説をきちんとすると、穴がばれてしまいますので、運営はどうとでも解釈できる回答をして、一般プレイヤーを脅かし、釘を刺すことしかできなかったということでしょう
<また続く>