まずはカネトルティアとはなにか?
公式でこの言葉が使われたのは、この運営便りですね
http://hiroba.dqx.jp/sc/topics/detail/17d63b1625c816c22647a73e1482372b/#up2
>「カネトルティア」の説明いらないですよね?
>なんでもお金が掛かるアストルティアのことを、ちょっと可愛い感じに言ってみた言葉です。
「なんでもお金が掛かる」と運営は解釈されていましたが、私が思うに
「なんでもお金で買える」としたほうが適切だと思います
さらに一歩踏み込んで
「あらゆる価値基準が、ゴールドに換算できる」
「金こそがアストルティアの全て」
この根本的な価値観が、カネトルティアと言われていることの問題の本質だと考えます
ゲームにおける「価値」とはなにか?
プレイヤー自信が、他のプレイヤーと差別化できるポイントです
自慢できるもの、羨望の的となるものです
具体的な「価値」の例をあげつつ、「価値」がカネで買えるかを解説
・ゴールド
これはそのまんまカネです
・キャラクターの基礎パラメーター
レベル、経験値、特訓スキルポイントが該当します
本来はプレイヤーがいかに「時間」を捧げたかを差別化する値です
てすが、昔ははぐメタコイン、いまはメタキンコインの権利買い取りで、カネがあれば買えます
・武器、防具
他のゲームでは入手確率が低い武器、防具があるようです
その場合、「時間」はもちろん、「根気」「運」「フレンドとの協力」をもとに手にいれることができるものです
ドラクエ10では一部の装備(リアルなカネが必要)以外、みなバザーで買えます
・コインボスアクセサリ(単品)
いうまでもありません
コインこそ、もっとも運営が管理しやすい「価値」でしょう
毎回バージョンアップの目玉として使っていますし、福引きの確率調整を行っていることで、いかに運営が気にしているかわかります
・理論値アクセサリ(コインボスアクセサリ合成品)
リーネが合成効果を消せるようになるまでは、まだ理論値装備は、多くのプレイヤーには現実的なものではなく、一部のプレイヤーが行う趣味の世界でした
連続三回狙った効果の最大値がつくなんて、ほぼないですからね
このころの「理論値アクセ」は、カネトルティアの基準から離れていたといえます
「カネ」より「運」、それも圧倒的な豪運が必要でした
それが合成効果を消せるようになることによって、現実的に到達可能な目標になりました
「カネ」で買えるようになった(かなり買いやすくなった)と言えます
理論値アクセの作成は、いまでは多くのプレイヤーの共通目的になったと言えます
手が届かないと諦めていたものが、現実に届くようになることで、コインボスアクセの合成はほぼ必須事項となり、コインボスに何度も挑戦してアクセを合成するという「コンテンツ」が生まれました
この「コンテンツ」によって、理論値アクセの「価値」が確立されたと言えます
本来「カネ」と関わりが薄かったものが、「カネ」に飲み込まれたのを見て、運営は「カネトルティア」を推進しているんだなーと思ったものです
・モンスタードロップアクセサリ
これについては「カネ」から外れていると言えます
(転生の香水が実質的にカネで買えるので、転生モンスターのドロップアクセサリは、カネで買えるとも言えます)
「竜のおまもり」が羨望のアイテムだった時代
間違いなく「カネ」では買えない「価値」がありました
ですが、クエスト報酬や、転生の香水によって、「価値」そのものが下げられてしまいました
「カネ」では買えないアイテムの「価値」が下がった例です
続く