ゆうまの冒険日誌

　２ヶ月前ある２つの暗黒を打ち消す日誌を見た

　ボスと姉さんのダークキン４討伐日誌だ

　そこには何週もわたって挑戦したいきさつ
　仲間と力を合わせてがんばる姿

　特に姉さんのラスト数秒でコントローラーを投げ捨て祈るところ
　興奮しながら読み漁った

　そしてボスの日誌のタイトル
　「暗黒を打ち消せ！！」って言葉に勇気をもらえた


　と同時にいつも強敵は一緒に行ってきた　あいつは何してるんだろう？
　少し覗いて見た

　案の定行ってない　俺を待ってる

　こーへの広場の板見てもらえればわかるが
　待つな！いけよ！！　待つのは俺の自由だと
　少し言い合いになってるｗ


　俺がこの退院してる２週間この世界に戻ってこようと思った
　一番の要因は実はこれだった
















　１，２を無敗の快勝してレベルが上がる３を初日撃破

　みんなにすごいと褒められながら迎えた４初日

　２時間やってだめでした

　もっと言うと「これ勝てねー」と思いました

　ついったーで設けた４人のルーム

　構成を変えようか？
　本気で勝つなら俺を外したほうがいいかも
　不安や焦りが生じます

　このままで行こう！俺は言いました
　かっこよさそうで実はこれは弱気の発言でした

　半分あきらめてたのです
　ボスもきっと同じだっただと思う

　俺が甘かった

　ボスも言ってたけど　みんな何度も何度も挑戦して打ち消たんだと
　俺は安易に暗黒を打ち消すと言ったのが少し恥ずかしかった


　それでも最後までこの３人は勝つために全力で努力してくれた

　だから俺はこの４人で最後まで戦いたかった













　４当日

　１戦目　自分のミスから　ぐだつき９分でも色が変わらず断念


　迎えた２戦目


　全員が調子よく攻撃を重ねていく
　前回とは違い　さかっちがどんどん攻撃していく
　戦車が目の間に落ちてくる　ダメージ「４９９９」
　思わず「いいね！」と言ってしまった


　１１分　ダークキングの色が変わる

　メイアが叫ぶ「きいろ！」
　ゆうま「早い！」

　どんどん攻撃を積み重ねる

　こーへがダークキングの前に立ちはだかる
　俺が誘導をこわしても　こーへが絶対壁を壊さない
　みんなの元へいかせない

　壁にはいる　俺とこーへがレーザにあたる
　ダークキングのエンドがきそう
　「うわ！やばい！マラーほしい」心の中で思う
　案の状　プレスがくる

　っと！その前に暖かい光が前衛を回復させる
　メイアだ！
　マラーがほしいと思うときには絶対くる


　６分で赤くなる

　いける！　俺は叫んでしまった

　でもこれが良くなかった
　勝てるかもと思った瞬間ミス多発

　それに気づいたメイアが叫ぶ

　「落ち着いて」

　われに返った

　でも一度ミスした代償はでかかった

　慌てて立て直し　こーへと再度攻撃を再開！

　斬る斬る！

　暗黒を斬る！

　時間がない！

　少しリスクを冒してでも攻撃優先にする！


　時間がなくなる

　１分を切った・・・


　残り３０秒プレスを受けて　ゆうまが落ちる

　それを見たメイアが意を決して棍に武器を持ち替え攻撃に行く

　姉さんの日誌を思い出した

　俺は落ちたけどみんなを信じる！

　頼む！頼む！

　だがシャウトで阻まれメイアも落とされる

　まだだ！こーへがいる！

　こーへの会心のはやぶさ斬り！

　だが打ち消しまで届かない

　そしてこーへがレーザーで落とされる


　そこにまだ立っている者が１人いた

　さかっちだ！！



　














　さかっちがタロットを使う


　「審判か！？間に合うか！？」


　残り１６秒・・・・



　倒れてる頭上から光の玉が降ってくる



　「審判じゃない！戦車だ！！！！」



　さかっちの言葉を思い出す


　「色々ためしたけど自信があるデッキができました」

　「エンゼルを戦車２枚にして戦車のみの力依存です」



　落ちてくる光の玉の戦車に４人が心の中でさけぶ！



　「いけええええええええええ」


　４人の全ての想いがつまった最後の光の玉









　画面がとまる



　こーへがさけぶ

　あああああああ



　そして白い閃光が飛び散る

　パーン　


　ダークキングを倒した



　ゆうま　うおおおおおおおおおおおおおおおおお

　メイア　あああああああああああああ


　４人が歓喜する！



　



　届いた！！！

　打ち消した！！！！

　一気に涙が吹き出る

　１９分４５秒

　俺だけじゃない

　俺たちは　暗黒を打ち消す者達になった


　暗黒を打ち消す者達　仲間編に続く