
前の日誌に引き続きドラクエ10全く関係ないオススメアニメ紹介日誌です
二作品目は「アポカリプスホテル」です
aikoさんという個人的に好きな歌手がOPとEDを両方担当するということで見始めたアニメです
オリジナルアニメなので結末がどうなるのか不明なのも魅力
あ、ヴァレリア様の声優さん出てきます!(ドラクエ10要素あった)
●作品のあらすじ
キャラクターデザインは漫画家の竹本泉さん
疫病の流行により人類が地球外に脱出してしまい長い年月が経った地球が舞台
東京の銀座にあるホテル「銀河楼」で働く従業員ロボットたちが、オーナーの帰還と再び人類が宿泊しに戻ってくることを待ちながら日々の業務をこなす物語
第二話の時点で人類がいなくなって100年、第三話の時点でそこから更に50年も経過します
●個人的な感想
いわゆる「ポストアポカリプス」物です(SF作品において文明が崩壊し、世界が荒廃した後の世界を舞台にした作品やジャンル)
ポストアポカリプスとアポカリプスホテル、紛らわしい
内容は一見コメディですがそこには常に不穏な空気が漂います
同僚だったロボットは既に壊れて完全に動かなくなっていたり、まだ働けているロボも調子が悪かったり等
第一話はホテルの紹介、第二話~第三話は宇宙人がホテルに宿泊という内容でした
まだ基本ホテルの中での話ですがついに次回は外の世界のお話っぽいです
一話経過しただけで50年経ったりするので油断ならない作品です
こういう物語だとやっぱり結末が気になります
素人がありきたりなパターンを予想すると
①それでもホテル銀河楼は続いていく→変わらず永遠にホテルは運営されいくエンド
②人間は戻ってこなかったけど宇宙人達で地球は大賑わいになりました→新しい幸せエンド
③人間が戻ってきた!願いは諦めなければ叶う!→直球幸せエンド
④ホテルごと宇宙へ!そっちが来ないならこっちから行く!→視聴者を裏切りたい!変化球エンド
⑤最後のロボは静かに動きを止める、そこにはただ静かになった地球があった…→寿命エンド
⑥新たな人類の誕生を見届けるまで何億年も地球と共に生き続ける→火の鳥エンド
個人的には①は完全に逃げだと思うのでそれ以外ならなんでもいいかな
⑤なんかわりと多いような気がします。滅びの美学的な
でもこんな素人が考えたようなありきたりな結末じゃない想像を超えた変な終わり方をしてほしいってのが一番ですね
とりあえず続きが楽しみです
●aikoさんの楽曲について
ED曲「カプセル」は57秒でアニメのEDにしてはかなり珍しいくらい短いみたいです
聴きやすいのでaiko慣れしていなくても全く問題ない楽曲です
問題なのはOP曲の「skirt」です
aikoファンの自分でもかなり癖が強い楽曲だと思います
一番の問題点は曲の冒頭が長尺の「不協和音」だということです
恋人と決別するという歌詞の内容をみればあえて不協和音にしていると分かるのですが
aikoに慣れていなかったり歌詞なんてみないよという人は
「なんか気持ち悪い」「音痴?」「不協和音じゃんこの曲」という感想になってしまいます
うん、めっちゃ正しい
だって不協和音だもん
聴く人にダメージ与えるために作曲してるよこれ
曲をフルで聴けば不協和音で気持ち悪い状態~それが解消していく(完全にはは解消はしない)流れがわかりやすいのですが
アニメのOPはショートバージョンなのでそれが不完全燃焼のまま終わっちゃう感じなんですよね
aikoもアニメも損してるなって最初ちょっと思いました
とはいえ何回も見ればいいじゃんとなりますし、不穏な曲というのはこの作品には合っているんですけどね
なのでOP初見は心して聴け!という注意喚起でした
aikoはブルースでよくある半音ズラしを使うというのが有名なんですが
そんなレベルじゃない不協和音をたまにわざと使うんですね
歌詞では大丈夫といいつつもそれとは裏腹に心がぐちゃぐちゃな部分を不協和音にしたりとか
不協和音の部分が曲の途中なら大丈夫なんです
そんなことほとんどの人は気づかないし気にしないので
アポカリプスホテルのOPはその不協和音を曲の冒頭に持ってきているから大変なんですね(曲ラストのポーンの部分も不協和音)
攻めてんなaiko