昨夜・・といっても既に午前3時半ば頃だったか。
いい加減に寝ようと思い、ラストに日替わり討伐の報告に。
ルーラストーンで、討伐隊員の居る場所まで飛ぶ。
討伐隊員は五大陸の駅のある街ならどこにも居るが、
いつものように、いちばん上にあるドルワーム王国の石を使う。
ドルワームの入口に降り立つ。
すると、既に数人のプレイヤーがいた。
そして間髪いれずに、自分の後からまたプレイヤーが降って来た。
ドルワームでこんな時間に、複数のプレイヤーが集まるのも珍しいな。
そう思いつつ、討伐隊員に報告していると、
ルーラストーンでプレイヤーが降ってくる音が鳴りやまない。
!?
なんだ、なんでみんなドルワームに来る!?
人気のプレイヤーイベントでもやってんのか?
ワケが解らないが、とりあえず皆が向かう場所へ行ってみることにした。
皆、一直線にドルワーム水晶宮へと向かう。
そして階段をのぼって、たどり着いた場所は2階にある厨房。
もしかして、各地に出没していたヒューザとかセラフィのような、
NPCが屋内にも出現するようになった?
そんなことを考えながら自分も厨房に入る。
厨房の右奥にひとだかり。
見ると・・・巨大なナウマンボーグ?が!
しかし、その手に持っているのは剣や斧など武器ではなく、
お玉にヘラに中華鍋!!
格好もなんだか、黄色い料理人。
これは・・・中華の鉄人、陳建一だ!
しかし、これは何のイベントだ?
おそるおそる近づいて話しかけてみる。
だが・・・こっちを向いてはくれるものの会話には至らない。
メッセージウィンドウに、
「変わった姿のモンスターがいる。」みたいなのが表示されるのみ。
やはりこれ、イベントキャラか何かで、
先になにかクエストを受注しておかなきゃ事が進まないらしい。
眠気もすっかり覚めてしまったので、そのまま厨房のテーブルに座り、
次から次にやってくるプレイヤーウォッチング。
色んな名前のプレイヤーに、いろんな格好のプレイヤー。
みんなコーディネート考えてるんだなあ・・・しゃれとんしゃあ。
とくに、プクリポさん達は皆かわいいコーディネートで、
そういったプクリポさん同士、会話なくとも何か通じるようで、
ひととこに固まって座ったりしていた。
そしてそのなんともいえない可愛い光景に、
周りの他種族プレイヤーも近寄って並んだりする。
たぶん記念撮影してるな?
テーブルの上をみると、よく作り込まれた美味そうな料理が並んでいた。
ドラクエって料理やら小物の作り込みが凄いよなあ。
ドルワーム水晶宮へはほとんど来ないから、
こんな美味そうなエスニック料理が並んでいるとは知らなかった。
これを、あの陳ナウマンが作ったものだと思うと・・・。
美味いかもしれん!
元から厨房に居た調理人のNPCに話しかけてみる。
厨房の奥にあんなバケモノが居るのだから、
さすがに台詞がそれに応じたものになってるっしょ。
「涙が鍋に入って、スープが美味しくなったよ。」
台詞、変わってねえじゃん!
いや、このNPCの台詞なんて全然覚えてなかったけれど、
チリとウラード国王との関係を知って
感動して泣いちゃったみたいな台詞だったので、
ドルワームのストーリークリア後の台詞そのまんまだってのは判る。
いや、それよりもきたねえな、おい!
汗よかマシだけど・・・レシピが増えたって、
アンタ、これから先ずっとスープ作るたびに泣くのか?
それにしても、こんな時間なのに次から次へと、
ひっきりなしにプレイヤーがやってくる。
自分は日曜しか休みがないが・・世間は大型連休のさなか、
旅行などの予定のないプレイヤーが、
こぞって深夜までプレイしているのだろうなあ。
普段だいぶ人減っちゃったなあと思いつつも、こういう光景みると、
まだまだ沢山のひとがプレイしているなあとも思う。