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大地の代弁者

タケオ

[タケオ]

キャラID
: BO442-236
種 族
: ドワーフ
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 106

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タケオの冒険日誌

2018-05-20 13:26:25.0 テーマ:プレイヤーイベント感想

サバの味噌煮はなかったけれど

フレンド以外で日誌に「いいね!」してくれた方のお宅めぐり。
住所が判る方に限り、お宅を訪問して畑の世話をする。
 
畑に何も植えられていなかったり、
花が満開だったり作物が実ってたりで、水やりができなかった場合、
スライムチャイムにメッセージを残す。
 
昨夜はオルフェア住宅村をめぐっていた。
お世話ができないお宅が一軒。
外にスライムチャイムが見当たらなかったので、
メッセージを残そうと、家のなかへとお邪魔する。
 
すると・・・!
家主がおられた!
いや・・・他にも人が数名。
 
こ・・これは、レストランっぽいプレイヤーイベントの会場で、
しかも営業真っ最中に来てしまった!
そういや、家の前の看板にそんなことを書いていたような・・・。
 
いかん、慌てて武器をしまい、なかまモンスターも引っ込める。
このときに限って、たんすミミックなぞでかいのを引き連れていた。
こんなナリで入店したんじゃ、ひんしゅくものだ。
 
これは困った・・・。
客として来たわけじゃあないぞ。
イベント告知も見ていないし、だからといって、
そそくさと出るのもなんだし・・・。
とりあえずスライムチャイムにメッセージだけ残して立ち去ろう。
 
「なにかお探しですか?」
そう思っていると、店の人らしき方に声を掛けられてしまう。
これはもう、そそくさと立ち去ることができなくなった。
事情を説明する。
 
他にも数件回る予定があったので、
それが終わったらまた来ますと伝え、いったんこのレストランを出る。
   
回り終えてレストランへと戻る。
・・・が、やはり入りづらい。
しばし庭で座り込んで考える。
 
やばいな・・・こういうの初めてだぞ。
芋を洗うような、わやちゃか人のいるイベントに加わったことはあれど、
少人数なのは・・・。
  
しかも、すごくしゃれとんしゃあ店だった。
店の人もおしゃれなウェディのおネエちゃんときた。
わしには敷居が高すぎる・・・。
 
きっとメニューも読めないんだぜ。 
だってお店の名前が、“オルフェア・キュイジーヌ”だもん。
キュイジーヌって何なのか解らない。
フランス語?
加賀丈史が料理の鉄人で叫んでいたので、
料理に関する言葉だろうってのは判るけれどもさ。
 
・・・・。
また来ますって言っちゃったから、入らないといけないな。
男に二言はない!
マイコーデから店の雰囲気に一番合うような衣装を選び、意を決して入店する。
   
「おかえり~。」
そう迎えてくれたお店の人たち。
「初めてでシステムが分りません。」
そう言うと、しぐさも交えて懇切丁寧に教えてくださった。
 
料理を一品注文し、店内でまったり雑談を楽しむとのこと。
なんとなく小腹が空いて、お菓子をつまみたい気分だったので、
そうだ!と、ゴージャスクッキーを注文。
  
調理ギルドってあんまり用事がないし、
街中にある調理施設を使っているひとも見たことがない。
こうやって調理する光景をじっくり見るのは初めてだ。
 
クッキー焼いてるはずなのに、
フライパンで野菜らしきものがジュージュー炒められている。
まあ、料理ごと専用の動作なんて設けられませんわな。
   
「もしかして九州のひとですか?」
クッキーを焼いてくれた店主さんが自分に訊ねる。
チャットの言葉づかいで察知したよう。
あんまり意識しないけれど、お国がばれてしまうものなのね。
 
この店主さんも宮崎ご出身の方らしく、
なかなかに会話が盛り上がる。
よかった、宮崎は九州で唯一未踏の地だけど、
それとなく知っていて会話ができた。
  
これが群馬とか栃木,埼玉,言われても、
ほとんど何も思いつかなくて、会話ができなかったかもしれん。
 
宮崎!
はは~ん、
奥のオーガーのバーテンダーさんの名前が、“ぬくみずさん”なのはそのためね。
 
そうこうしていたら、看板の時間。
料理受け取ったら、そそくさと帰ろうと思っていたけれど、
なんだかんだで最後ま居てしまった。
スタッフ客そろって集合写真。
初めてだったけれど、なんとなくしゃしゃり出て写ってしまった。
 
週末だけかと思っていたら、毎晩営業ってんで驚く。
毎晩は無理だけど、またオルフェアを回るとき、
フラッと寄ってみようかな、なんて思った。
 
何も知らず いきなり来店したにも関わらず、
きちんと対応してくださり嬉しかった。
お店スタッフの方、お客さんの方々、
楽しいひとときを、ありがとうございました。
   
店の入り口の案内係、“まめ”さん。
ちょうど、そら豆のシーズンなので、それを想像せざるをえない。
そら豆、さっと塩茹でしたやつが最高にうまい。
 
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