タケオの冒険日誌

気付けば運命のカードがしこたま溜まっていた。
それぞれ期限はまだ余裕があったものの、
どうぐかばんを圧迫するし、どうにも邪魔だ。
　
ベリアルとかドラゴンガイアとか楽なのもある。
これらは別にひとりでやってもいいけれど、
ひとりでやると、なんかつまんないのよね。
　
だからといって、ルームで声かけてても、
「完成してます」って断られるのが関の山。
いまさら銀のロザリオとか大地の竜玉とか確かにね･･･｡
　
フレンドだったらば付き合ってはくれるだろう。
そう思って、カードの種類は告げず、
「カード消化につきあいませんか？」と、に何人かに声をかけた。
　
すぐに3人の有志が集まってくれた。
　 　
所持していたカードは、
ベリアル
ドラゴンガイア
悪霊の神々
ベリアル強
バラモス強
Sキラーマシーン
スライダーク
　
さすがにSキラーマシーンとスライダークは、
自分を含めていちゃ無理だろう。
でもまあ、自前のカードだし玉砕でもいい。
一応、みちびきの香水を使い、あわよくばテリーに押しつける。
ともかくバラモス強までは、真面目にやるつもりで挑む。
　
悪霊の神々までは順調に勝ち進む。
ベリアル強も、なんとか勝てた。
バラモス強もこの調子で･･･。
　
まさかの二体ご登場！
バラモスブロス強って何だよ！？
二人居るとか聞いてねえよ！
　
まともに攻撃できずに玉砕。
あーあ･･･｡
　 　
みちびきの香水を使ったものの、
カンダタさんが連続で登場！
　
「お前か！」
「またお前か！」
招かれざる客というわけじゃあないけれど、
テリーを期待している身としては、がっかりする。
　
最近は赤宝箱のみならず、
このカンダタさんもスルーしていくプレイヤーが居るのよね。
せっかく出会えたんだから、お宝ちょうだいしないさいよと。
　
もらったのは、メダルがまぐちと古びた金庫。
それぞれ、ちいさなメダル10枚に、700G。
わしもリッチマンだったらスルーするかもね。
　 　
バラモス強に惨敗し、残り二枚。
Sキラーマシーンとスライダーク。
　
これはとてもじゃないが無理だなと思い、
ここでやめて、すごろくにでも･･･そう思ったが、
メンバーのふたりが「勝てますよ！」という。
　
前やったとき、ガチャコッコみたいのが現れて、
意味が解らないまま、やられてしまった記憶があるし、
猛者フレンドに訊いたとき、「（自分を含めてだと）厳しいと思う」
そう回答されていたので、この日のこのメンバーだと、
到底勝てるとは思えなかった。
　
「勝てますよ！」と言ったふたりが言うには、
ガチャコッコを本体に近づかせないよう、分担して引き離すという。
それさえバッチリやれば、なんとか勝てるんだとか。
　
なるほど･･･前回、その意味を解っていなかったんだな。
じゃあ、チャレンジしようじゃないか！
　
･･･。
玉砕。
なんか増えまくって爆発されまくって、次々に仲間が倒れ、
けっきょく蘇生も引き離しも間に合わず･･･｡
　
しかし、こんなんの攻略法、よう見つけるわ。
最初期に挑むひとらの勇気というかチャレンジ精神には頭が下がる。
人類で初めてナマコやタコを食ったひとと同じくらい頭が下がる。
　
そういや、ガチャコッコじゃなく、メタッピーだった。
他のメンバーも指摘するわけでもなく、ガチャコッコで会話が進んでいた･･･。
　
このSキラーマシーンに挑む際にミネアさんが登場。
またもドラゴンガイアカードをもらう。
これも消化するため、さらにもう一度付き合ってもらう。
　
すると、やっとこさテリーさんが登場！
役者は最後に登場するのね。
　
この野郎！
もったいぶりやがって。
待ってましたとばかりに、スライダークカードを押しつけてやった。
　
これで運命のカードは、すっきりきれいになくなった。
長丁場に付き合ってくださったフレンドに感謝。
　 　
バラモス強とSキラーマシーンは、いつかリベンジしたいのう。