最近なかまにした、たんすミミックくん。
海風の洞窟だったか、ゼドラ洞だったで一発スカウト。
なんか性格があるけれど、よう解らんので、
ポケモンみたいに厳選なんてしない。
そんなたんすミミックくん、転生2回やって ようやく戦力になってきた。
チェストー!がけっこう強力だし、たんすマグナムのスタン効果もいい。
滅多にやらないけれど、たいあたりも習得するし、
弓技も強力なの覚えて、もっと育てれば活躍してくれそうな感じだ。
敵として登場する たんすミミックは、
きりもみ落下してくる会心攻撃が脅威なんだけど、
なかまモンスターって、あれ覚えるのかね?
そんなたんすミミックくんにも、困った一面がある。
プレイヤーの視界を塞いでくれること。
戦闘開始すると、わざわざプレイヤーを覆い隠してくれる。
視点変えても、プレイヤーの周りをウロチョロするもんだから、
うっとうしくてしょうがない。
家に戻れば、これまた視界を塞いでくれる。
なかまモンスターってのは、そんな困った一面を含め、
かわいいものなんだけどね。
つい先日もお邪魔したオルフェア住宅村のレストラン。
なんでもオープン一周年ということで、記念イベントを開催するとのこと。
プレイヤーイベント告知でこれを知り、これは行かなきゃ!
先日もその前も、楽しいトークで盛り上がり、
お店のスタッフさんはもちろん、他の常連のお客さん達も愉快で、
とくにこないだは、なんというかいい思いもしちゃったし、
一周年おめでとうございます、これからもちょくちょくお邪魔させていただきます。
そんな気持ちで参加することに。
いつもの格好で行くのもなんだな・・・。
これまでのお客さんも、ドレアで来店していたし、
だからって、ドレアはできやしないし・・・。
一周年記念なんだから、ここはひとつタキシードでも着ていこうじゃない!
メギストリスへと向かい、初めてレンタル衣装を借りた。
24時間2,500円。
けっこうするのね。
開催時間は22時から。
常連でもないのに、ぴったりに行ってもアレだな・・・。
チームクエストなんかで時間をつぶし、22時30分に開催場所へ――。
さてさて、タキシードに着替えて意を決して中へと入る。
正面には、イケメンエルフのコンシェルジュさん。
パーティの案内をしてくださる。
会場は仕切りの向こう。
たくさんの白チャットが飛び交っている。
隙間から会場の様子をうかがってみる。
!
いつものスタッフさん二人が確認できた。
二人とも大勢の客に囲まれて大忙しだ。
・・・。
しかし、想像以上の人の数。
しかも馴染みさん同士も多数居るようで、
ワイワイガヤガヤと内輪話に花が咲いている。
入りづらい・・・。
しかも、みんなフツーの格好じゃんか。
タキシードって・・なんて場違い感。
田舎のおっさんが浮かれて張り切って、
若者ホームパーティに場違いな一張羅を着てきちゃった感じ。
しばらく仕切りの外側で、中の光景を見学する。
客のなかに、こないだ一緒だった人が居ないか探す。
遠巻きで奥の人の名前が表示されないし、なによりも人が多すぎる。
会場に入るのを躊躇している間にも次々と来客。
大盛況じゃないか・・・一年でこれだけ客を作るのは、
リアルだと相当難しいんじゃなかろうか?
ますます賑やかになるパーティ会場。
イケメンエルフの案内人に一礼して外に出た。
庭に茶屋セットがあったので、そこに腰かける。
きれいに並べられた盆栽を見つめながら、
自分の勇気の無さにため息を吐く。
遠巻きにしか見ていないけれど、
会場の奥にはステージがあり、その手前にキッチン。
そしてパーティ机がたくさん用意されていた。
せっかく来たのだから、会場を見学し、
隅っこに腰かけて、他人のチャットを聞いてるだけでも良かったろうに。
モブのひとりにすらなれないなんて・・・情けない。
オルフェア住宅村。
ここにあるフレンドの家に水やりでもしよう・・・。
そう思って移動すると、そのフレンドと鉢合わせ。
なんてタイミングの悪い・・・。
「正装して、お呼ばれですか?」
なんて察しのいい・・・。
その後、タキシードがもったいないので、
これを着たまま経験値稼ぎ。
レンタル料にクリーニング代が含まれているだろう。
結晶とれるくらい汚しちゃるけんね。
つくづくシャイなあんちくしょうだ。