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大地の代弁者

タケオ

[タケオ]

キャラID
: BO442-236
種 族
: ドワーフ
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 100

ライブカメラ画像

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タケオの冒険日誌

2018-07-14 13:59:15.0 テーマ:フレンド

無邪気な笑顔の下の日付は、はるかなメモリー

洗面台で自分の顔を見る。
鼻毛が一本、えらく光っている。
なんだこれ?鼻水でもまとわりついているのか?
 
ティッシュでほじくるも、いっこうに取れない。
よく見ると、白くなった鼻毛だった・・・。
また少し老化が進んだ自分に、少し落ち込む。 
 
広場をのぞくと、
しばらくインしていなかったフレンドが日誌を書いていた。
タイトルに“少し報告”とあった。
 
さっそく読んでみると・・・。
仕事の都合で海外に移住するため、ドラクエ引退するという内容だった。
 

海外とな?!
大丈夫かいな?
 
それが第一印象だった。
   
このフレンドとの出会いは5年ちょっと前。
初めて入ったレーナム緑野をウロチョロしていると、
ブルーのウェーブのウェディのおねえちゃんに話しかけられる。
明るく元気なチャットから、子どもで女の子だと察した。
 
話しかけられた内容は、祈りの宿に居る美容師さんのヘアカラークエスト。
その対象である、きりさきピエロがひとりじゃ倒せないから、
手伝ってほしいというものだった。
 
自分もまだキーエンブレム集めの最中で、そんな強くはなかったけれど、
このとき、このウェディの子よりは強くって、
見事きりさきピエロを倒して、ヘアカラークエストをクリア。
「さすが!つよい!!」なんて言われて、ちょっといい気になった。
 
クリアした後、「赤かあ。」なんて呟いていて、
あ、この子は赤嫌いなのかな?なんて思ったのも印象に残っている。
そのままフレンド申請されて、その後しょっちゅうご一緒した。
 
 
迷宮だったり季節イベントだったり、レベル解放クエストだったり、
日誌をさかのぼってみると、けっこう色々とご一緒していた。
その都度、にぎやかにチャットをしてくる。
 
こっちが心配するくらい、自身のことを包み隠さず話す。
早い段階で中学生の女の子だというのが判った。
クラスであった嫌なこととかつぶさに話す。
そうかと思えば、しぐさを駆使して意味の解らないことをはじめる。
 
天真爛漫という表現がぴったりくる子だった。
NPCに例えると、レーンの村の村長の娘、ルベカちゃんのよう。
「無邪気だねえ」「かわいいですね」
一緒になったチームメイトや他のフレンドらが癒されていた。
   
コロシアムがプレオープンしたとき、
フレンドらと参加したものの、入口付近で待ち伏せされ、
復活しちゃあハメ殺しされて無茶苦茶にやられた。
「こんなん二度とやるか!」
 
そう思っていたら、このウェディのフレンドさんに、
「コロシアムいきましょー!」と元気に誘われた。
むげに断れないなあと思いつつ、無邪気な子どもの前で、
ゲームで憤慨するような、大人げない姿を見せたくはない。
そう考えて、丁重にお断りした。
 
きっとこの子も、めった打ちされてヘコむはず・・・。
そう思っていたけれど、そんな心配をよそに、
本オープン後も、SSにまでのし上がる猛者になっていた。
気付けば、毎晩コロシアムに入り浸る子に。
 
若者の可能性というか、能力はすごいなあと感心したものだった。
 
そんな彼女、しばらくインしなくなる。
数年ぶりにインしたのが昨年の秋ごろだったか。
ちょうど隠れスライムフェスティバルが開催されていた頃。
 
久しぶりにインしていたので思わず声をかけ、
スライムフェスティバルに誘った。
ここで驚いたのが、中学生だったあの子がOLさんになっていたこと。
時の流れを感じ、おっさんはしみじみと若者の成長を喜んだ。
 
そして、今日のそのフレンドの日誌。
社会人わずか二年目にして、海外移住。
詳しくは書かれていなかったけれど、そのきっかけもドラクエというから気になる。
 
このフレンドに限らず、知り合った頃は学生だった子たちが、
自衛官を目指して頑張っていたり、立派なお医者さんになっていたり、
看護士さんになっていたり・・・。
 
 
若者たちの成長を目を細めて喜ぶ。
 
がんばりんさいや。
どこの国に行かれるのか知らないけれど、
おっさんは日本からエールを送る。
 
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