※はじめに
機動戦士Vガンダムを知らないひとは、この日誌を読んでも意味不明です。
レンドア北の港。
その片隅にいる、あやしいおっさんの元へ。
取り寄せ商チャガナ。
そこで戦士のレガースと盗賊の手袋を購入。
バザーでヘビーアーマー上とはやてのブーツを購入。
フレンドのモーモンバザーでイエローリップを大量購入。
それらを持って、メギストリスのドレスアップ屋と染色屋へ。
プレイヤーイベントをチェックしていた。
前にチェックしていて気になっていた、どうぐ使い集会に参加する予定。
自分のなかで一番のお気に入り職が、どうぐ使い。
そんなこともあり、それに参加しようとしていると・・・。
か・・カテジナさんだと!?
同じ時間帯に開催されるプレイヤーイベントに目がとまる。
“コスプレしくじり先生、カテジナ・ルース”
テレビのバラエティ番組、しくじり先生を真似て進行していくらしい。
その先生が、カテジナさんだ!
大好きなVガンダムに登場する最強最悪のキャラクター。
ガンダム三大悪女の筆頭格でもあるキャラクター。
これは参加しないわけにはいかないっ!
主催者は見事なカテジナコスプレを披露していた。
これは、自分もザンスカールのコスプレで参加したいっ!
フレンドの誕生会のゲームでの罰でスキンヘッド中。
!
スキンヘッドのベスパ兵、ワタリー・ギラさんだ!
ヒゲも生やしていたし、なによりドワーフ顔だったし、
カテジナとの関わりもあったし、これはイケる!
さっそくワタリーさんに変身すべく、
妖精の姿見でベスパ兵になれる組み合わせを探り、
冒頭のようなドレスアップを済ませた。
なかなかの出来栄え。
Vガンダムを知っているひとらならば、
この格好で出向けば、イエロージャケットだと認識してくれるはず。
開演10分前に、開催場所へと赴いた。
自分が一番乗り!
「コスプレでしくじり先生へようこそ!」
入り口でカテジナさんが深々と頭を下げて挨拶してくれる。
こ・・・こんな礼儀正しいカテジナさん、見たことがない。
ナイフ隠し持ってないですよね?
ぼちぼちと人が集まり、いよいよしくじり先生がスタート。
番組と同じように進んでいく。
「次のページを開いてください。」
そんな感じでロールプレイ。
ウーイッグの特区に住む豪商の娘カテジナ・ルース。
彼女がヒロインから、敵方へと転身し、主人公の最強のライバルになり、
暴走し、敵味方構わず貶めていく様を語っていく。
悲惨な結末を迎えるカテジナから、教訓を教授される。
「誰かが差し伸べた手は、大事に取ること。」
最後はもう、誰も手を差し伸べてなかったよな。
ただ残念なことに、誰もワタリー・ギラを知らなかったこと。
カテジナさんに扮していた主催者さんすら知らなかった。
捕虜となったカテジナに悪戯しようとした部下を銃殺。
ウッソに敗れ、パイロットが子どもだと知ると、
「子どもがこんなことをしてちゃあいかん!」
「こんなことをしていると、みんなおかしくなるぞ!」
そう叫び、号泣しながら自爆する。
序盤のキャラとはいえ、けっこう強烈なインパクトを放っていたのに。
その後、主催者さんはワタリー・ギラを検索して、
登場シーンの動画も観てくださったようで感謝。
いやあドラクエ内でVガンダムを語れて満足。
ウッソのコスプレしていた、チームメイトも来ればよかったのに。
ワタリー・ギラの最期、自滅シーンを再現。
今回の日誌ばかりは、マニアック過ぎて誰も着いて来れんだろう!