自分には妹がふたりいる。
ふたりとも職業は看護士。
下の妹の方はダンナが学習塾を経営していて多忙。
そのため妹が夜勤などの際は、子どもたちの面倒が見られないため、
うちの母にゆだねられ預けられる。
先日の朝、4人の甥姪たちが賑やかに朝ごはん。
平日なので、お母んが保育園,幼稚園,小学校とそれぞれ送り届ける。
時間がないのに、ぐずぐず食べる子どもたち。
ふと見ると、ごはんとみそ汁だけ。
おかずはえ?
いつもは、卵焼きとかウインナーとか塩サバとか、
ちゃんとおかずを用意していたはずだけど・・・?
「おかずは?こんだけ?」
お母んに訊ねる。
「ふりかけあるけん、よかろうも!」
答えるお母ん。
「ふりかけだけじゃあんまりやろ。」
「ウインナーとか目玉焼きとか、なんか作ってやりんさいや。」
甥っ子たちが不憫に思えたので、お母んに言うと、
「しょうがないやろ!ゆうべ眠れんで朝もきつうて、記憶がなかったんやけん!」
苛立った声で反論してくるお母ん。
そして続ける。
「頭が割れそうに痛い!」
これお母んの口癖。
しかし・・・記憶がないとはどういうことだ!?
最近はお母ん、目に見えて老いてきたが、とうとう認知の症状が・・・!
「記憶ないっち、どういうことなん?」
「朝起きてしたこと覚えてないっちゅうこと?」
ちょっと心配になって、お母んに訊く。
「ああ”ーもう、気力たい!しゃあしいねえ!」
言い間違いも、お母んの得意技。
たまにこういうトンデもない言い間違いをしてくれるから困る。
ここからドラクエの話。
ツキイチで通う、オルフェアのこじゃれたレストラン。
ウェディのおねいさん達が、その場で料理してくれて、
おしゃべりにも付き合ってくれるお気に入りのお店。
この日、キッチン内に見たことのない家具があった。
フルーツパフェを模したようなバスタブだ。
物珍しいので、本当はスタッフ以外立ち入り禁止なのだろうが、
キッチンの方へとお邪魔してバスタブに浸かってみた。
ドワーフだと泡に顔がうずまってしまう・・・。
このバスタブ、店主曰く、シンクに見立てて設置してあるのだとか。
なるほど、ドワーフのおっさんが裸で入っちゃいけなかったんだ。
本当のキッチンみたく、いろいろ並べると、
見てくれがごちゃごちゃしてしまうし、
なによりも動線が狭まり、自身の動きが制限されてしまうため、
なるべくすっきりするように心がけているという。
それにカウンターテーブルとイスの高さも、
ドワーフやプクリポが座っても、きちんと顔が見えるように配慮されてある。
後ろにあるコテージのような大きなクッションもそう。
その内部に小さなイスを仕込んで、複数掛けできるように工夫されていて感心した。
外観のみならず、機能性や利便性も追求した家具の配置に唸らされた。
プロだぜ、この店主。
この日はお店に来たのが遅かったこともあり、あまり会話できずに看板の時間となった。
なぜか消費税増税の話になって、国債償還やら年金破綻の話やら、
店主と大人の政治経済の話ができて濃かった。
ドラクエ内で、よもや政経を語ろうとは!
最後は恒例の集合写真。
だが、自分以外はどう見ても清潔感あふれる料理人さんばかり。
白、白、白!
そのなかにひとり、黄ばんだドワーフのおっさんが!
「ビタミンカラーでいいですよ!」
なんて言われたけれど、どうせならと白統一に。
そう、白といえば、石油王コーデ!
初見のひとにも「石油王!」なんて言われる始末。
「お金ちょうだい!」とか言われるが、わしは根っからの貧乏人じゃ。
そういや最近アラブの富豪たちをテレビで見たのだが、
頭のずきんみたいなの、白じゃなくて赤チェックが多いのね。
チェック柄は再現できないので、バンド部分が赤だけでよしとしよう。
真っ赤にしちゃうと還暦のジイさんみたくなっちゃうしな。
来客用に釣り堀が解放されている。
記念に一匹だけ釣っている。
前回はアユが釣れたが、今回はアカガエル!
ほお!
アカガエルなんて居るんだな!
そこらへんに居る珍しくもないカエルだけど、
それがアストルティアに居るというだけで感動する。
こないだフレンドの釣り堀でカエルを釣り上げて、
ただ単に“カエル”ってなんだよ!
まとめ過ぎだろ!
ヒキガエルは!?
ウシガエルは!?
ベルツノガエルは!?
オットンガエルは!?
イチゴヤドクガエルは!?
トウキョウダルマガエルは!?
シュレーゲルアオガエルは!?
なんて思っていたが、こうなるとこれらカエルも存在するかもしれないな!
ワクワクが止まらない。
しかしこのアカガエルのデカさ、プクリポ子どもだと丸呑みされそう。