いや~写真の保存枚数がいよいよ厳しくなった。
まさか当日あげた日誌の写真がその日のうちに消えようとは。
これは由々しき事態。
過去の写真、整理しなきゃならない・・・。
いつだったけかな?
フレンドの誕生会に招待されたので、
しぶし・・いや、ワクワクして開催場所へと向かった。
場所は、ドルワーム水晶宮の作戦会議室。
よく覚えていないけれど、クァバルナ討伐隊の人選に悩み、
出撃を躊躇するラミザ王子と、ドゥラ院長やチリらとひと悶着あった場所だったっけ。
そんな場所でおごそかに開催される誕生会。
主役が上座に座り、それ以外は各々好きな場所に腰かける。
司会・進行をやっているお二方が、この場所をリサーチしたのだろう。
「それでは、ひと言ずつどうぞ!」
時計回りにひとりずつ席を立ち、
主役の脇へと進み、ひと言お祝いメッセージを贈る。
ところが・・・ひと言どころじゃあない。
おいおい、どんだけ喋ってんのよ?
ひと言って「おめでとうございます!」だけでいいんじゃ?
全員のことを知らないので、それぞれの馴れ初めというか、
出会った頃のことを聞いても、わしは解らん。
この参加者の中で、そういえばわしひとり部外者。
一応、誕生日迎えるひとと司会をやってるひととはフレンドなれど、
それ以外の方は知らないひとが多い。
繋がりでフレンドになった方も居るものの、
日が浅くてまだまだ知らないことばかり。
じっとイスに座って全員のメッセージ聞くのもあれなので、
席を立って、うろちょろする。
隅っこで百面相やってみたり、線香花火やってみたり。
はたから見ると完全にADHD。
隣の部屋のラミザ王子に挨拶。
この方、剣の腕前はどんなだろうね?
一応、クァバルナ討伐のときに現れた二人のおっさんは強そうだったが、
肝心のこの方からは覇気が感じられない。
目つきは一応変わっているんだよね。
自分の番。
「ただいまご紹介にあずかりました・・・僭越ながら・・・。」
フツーにお祝いの言葉を言ってもつまんないので、
主役の逆を向き、結婚式定番の三つの袋の話を。
ひたすらにボケた。
寒いくらいにボケた。
頭おかしいと思われるくらいボケた。
はたから見たら完全にキマったひと。
余興が始まる。
イス盗りゲーム。
もうひとりの司会の女の子が歌う。
何の歌なのか判らないけれど歌う。
ダパンプだけは判った。
ダパンプ、再ブレイクして良かったのう。
今年の紅白ほぼ確定じゃろ。
昔のダパンプからは考えられないようなヘンテコな歌だけど、
あのダンスは見ていて楽しいや。
ラブソディ イン ブルーとか名曲だから、若い人聴いてみ。
個人的に一茶が主演した映画の主題歌、
ウィーキャン ストップ ザ ミュージックがカッチョイイぞ。
あの映画きっかけで、上原多香子と話題になったんだよな。
そんな上原多香子も浮気で夫を追い詰めた悪女に・・・。
そういやSPEEDもむちゃくちゃやな。
ヒロはドロドロ、絵里もドロドロ。
一番好きだった仁絵ちゃんだけはまともだ。
おっと、話がそれた。
イス盗りゲームの話だったな。
最後まで残れてスキンヘッドは免れた。
その後、逆に主役から景品付きクイズが出題される。
数字に関連する謎解き。
みんな悩む悩む。
ヒントは「時計」で、自分はピンときた。
だが、まあ景品があるとはいえ、付き合いが一番浅いであろう、
自分がそれをゲットしてはなるまい。
誰も解答できずに居るので、じゃあわしが答えようか。
そう思ってわざとらしく「デジタルですか~?」と先に出題者に訊くと・・・。
「わかった!」
司会のショタ坊が、解答かっさらって行った。
ついでに豪華景品もかっさらって行った。
ナイスアドバイスをしてしまった格好に。
まあ、ええ。
最後に集合写真を撮っておひらき。
この日の収穫は、主役が痔持ちということになってしまったこと。
この仲間内で“ボラギノール”という流行語が生まれたこと。
最後まで何かの呪文のごとく、ボラギノールが連呼されていた。
たまには止まって治す“プリザS”のことも思い出してあげてください。
一足先に退室し、水晶宮を出たところで皆を待ち構える。
双子の門番ちゃんと同じ格好をして。
最後のサプライズ演出じゃ。
ガズRとガズL、そしてゲーマルク!
だけど悲しいかな。
水晶宮を出てすぐ、皆 振り向きもせずにルーラストーンを掲げる。
誰もわしの存在に気付かない。
ノリのいい主要メンバーはいつまでも作戦室から出てこない。
しばらく待っていたが、気付くとそのまま寝落ちしていた。
門番失格じゃの。