昨年末にフレンドからバトンが回ってきていた。
確認したのが年明けてからで、ようやっとそれを書くことに。
バトンのお題は「好きな食べ物は?」
なんだこのアバウトなお題は!?
最初に回した奴は誰だ?
範囲が広すぎだろうがよ!
食材なのか料理なのか?
それくらいでも限定してもらわなきゃ困る。
絞ることができないので勝手に限定させてもらった。
「冬に美味しい食べ物や料理」ということで回答する。
順序なんて決められないので「10選」ってことで。
お前の好きな食いもんなんて興味ねえよ!って思われるのが関の山だけど、
せっかく期待されて回していただいたバトンなんで、しっかり回答させていただく。
・カキ(牡蠣)
果物の柿じゃなく貝の牡蠣。
昔はおろし酢の生ガキをよく食べたけれど、
最近はなんとなく生が苦手になり、もっぱら茹でガキ。
本当は焼きガキが最高なんだけど、殻が飛び散って団地じゃあ無理。
広島産最高!と言いたいけれど、最近は豊前産ばかり食べている。
味は生じゃなきゃそうそう変わらないんだろうけどね。
・あん肝
この時期、鍋の具材として重宝される深海魚、アンコウの肝。
身も美味しいけれど、ねっとりとした舌触りで濃厚な味の肝は格別。
これのみの缶詰を買うこともある。
アンコウといえば、この辺だと山口県下関産。
「吊るし切り」と呼ばれる手法で、まな板ではなく大きなフックに吊るされてから捌かれる。
・ナマコ
コリコリとした食感がたまらない冬の味覚。
味覚といってもナマコ自体は無味で、食感と風味を楽しむもの。
ぬめりを取って細かく切り、もみじおろしとポン酢でいただく。
正月の高級食材でもあり、干しナマコは干しアワビと並ぶ高級食材。
千と千尋の神隠しで、千尋のお父さんが豪快にすすっているのが、干しナマコの姿煮。
中国ではゴムと謎の物質で作られた偽物が流通するほど。
・ブリ
寒ブリと呼ばれるくらい、冬のブリは脂の乗りと身の締まりがよく最高に美味しい。
福岡では正月といえばブリ。
博多の方では雑煮の具になるし、北九州の方では嫁の実家に夫が贈る習わしもある。
ハマチやカンパチもいいけれど、やっぱり食べ応えのあるブリが好き。
・ラ・フランス
山形特産の洋ナシ、ラ・フランス。
その芳醇な香りと和梨にはないなめらかな舌触りは最高。
果汁をすすりつつ、まるかじりするのがいい。
他の梨が夏から秋にかけて出回るのに対し、ラ・フランスは冬が旬。
明治時代にフランスから日本に来た品種だが、
フランスでは気候が合わずに絶滅しているという・・・。
・キンカン(金柑)
小粒の柑橘、キンカン。
産地のひとつ、宮崎県で作出された品種、“たまたま”が最高に美味しい。
これを食べちゃうと、他のキンカンが食べられなくなってしまう。
キンカンは皮の部分が甘くて果肉が酸っぱい。
丸かじりが一番だけど、熱湯とハチミツちょっとリキュールで、
冬の夜の、大人のホットドリンクに。
・ラミー
冬はチョコレートが美味しい季節。
いや年中美味しいけれど、冬になると各社一斉に色んな商品を出す。
冬季限定で販売されている洋酒入りチョコレート。
そのなかでもロッテのラミーは最高に美味しい。
ロッテガーナベースのチョコレートの中に、ラムレーズンがぎっしり。
これまた大人のリッチなおやつだ。
・おでん
寒い夜、おでんが恋しくなるときがある。
静岡おでんや、姫路おでんはNG、オーソドックスなやつがいい。
この季節、飲食店がカウンターの隅でおでんを始める。
セルフで皿によそって、注文の品が来る前にこれを楽しむことができる。
好きな種は、大根,こんにゃく,厚揚げ,しらたき,餅入りきんちゃく。
・八戸せんべい汁
岩手県のご当地鍋、八戸せんべい汁。
10年ほど前だったか、取り寄せて食べてみた。
以来ハマって毎年楽しんでいる。
南部せんべいの入ったよせ鍋だが、このせんべいは鍋用にあつらえられたもので、煮てもドロドロにならない。
しょうゆベースのだし汁に、きのこ類や魚介類と合わせるのが好み。
・ぜんざい
甘いものに目がなく、和菓子党の自分がこよなく愛するのがぜんざい。
おしるこではなく、ぜんざい。
たっぷりの茹であずきに、焼いた餅が入ったものがいい。
栗は要らない。
インスタントのしるこは売られているが、ぜんざいも作ってほしいところ。
以上、冬に美味しい食べ物10選でした。
回してくれたフレンドのリクエストに応え、
ちょっとしたうんちく入れておいたけど、これで良かったかな?
次に回すのは・・・なんとなくグルメなイメージのある方。
れいなさん
メルさん
カワサキさん
以上お三方に回します。
気が向いたら、やってみてつかあさい。