もうひと段落したろうか。
配信直後のパクレ警部のクエストへの苦情の嵐。
もう批判や苦言のレベルを超えて罵詈雑言でしかないものも。
運営に対し失望する者、もう止めますなんて言う者、
さらには未プレイの人間に「絶対にやらないでください!」なんて忠告する者。
ドラクエの将来とか、もっともらしい事を言ってるように思えて、
運営をクソミソけなして、ただ怒り狂っているだけにしか見えない日誌も。
パクレ警部、いやドラクエというゲームに、よほど思い入れがあったのか、
それを望まぬ形で表現されてしまい、運営に怒りをぶつける。
われもわれもと連鎖的に文句を言い放ったようにも映った。
スター・ウォーズのエピソード8、ストーリーに納得いかず、
ディズニーに作り直しを求めた、世界中のファンの騒動を思い出した。
もう、あれはあれでいいやん・・・。
ルーカスが放棄してディズニーが買収した時点で、ああなるって薄々気付くやん?
・・・話が逸れた。
自分は他人の意見に惑わされない方だと思うが、
さすがに今回は、どんなに酷いのだろうかと、俄然 興味が湧いた。
「絶対やらないほうがいい!」
そんなこと言われると、やりたくなってしまうのが人間の性。
「絶対押すなよ!」
そう言われると、「早く押せ!」と勘違いして・・・これは違うな。
パクレ警部のクエスト、どれほどなのかやってみらんば。
やり終えたあと、自分も批判していた人らと同じく発狂するのか?
それで配信された順番にやろうということになり・・・。
リーネさんのクエストからやることに。
これも配信当初、あまり芳しくない評価だったように思う。
つまんなかったって意見が多かった。
だが、個人的には面白かった。
前半の海賊のくだりは、正直つまらなかった。
それを狙ってのキャラ設定、ストーリー進行なのだろうが、
とにかくウザくて面倒だった。
マヌケで小物のボスはいいとして、あのザコ二人組ですよ。
あそこまでイラっとくるキャラはなかなかいない。
ポケモンサン/ムーンの、スカル団のしたっぱくらいイラっときた。
ストーリー自体は、まあ可もなく不可もなくだったが、
クイーン・ディオーレ号や欲望の大浴場など、専用エリアがよく作り込まれていたし、
ゴーレックにシガール市長、ヴィタルさん、さらにはツバクロ組まで!
リーネさん以外のNPCもゲスト出演していて、そういうのが好きな自分はニヤニヤした。
豪華客船のなかを練り歩き、天井の豪華なシャンデリアに見とれ、
一流シェフが腕によりをかけた料理といいながら、
テーブルは沢口靖子のルヴァンパーティだったり。
ヒルズ族のウェディ一家、父親だけゴージャスな格好なのに、
母娘はなぜか市民服だったり。
浴場では裸になって金貨に埋もれ、
男性誌のくだらない金運アップアイテムの広告再現してみたり、
エロいギャルをかたどった像の水がめで打たせ湯浴びたり。
ストーリーイマイチであっても、すごく楽しめた。
「世界の均衡は保たれた・・・。」
意味深なセリフで締められるが、こういうのに噛みつく人らも居たのね。
あとは個々で、その意味を想像し解釈すりゃいい。
リーネさんはいつもの合成屋のリーネさんでいいやん?
ストーリーには絡んでこない、あくまでもサブのサブクエスト。
さぶさぶって、ホモのクエストじゃないぞ。
途中、100億ゴールド持たされた。
アストルティアの金貨はいったいどのくらいの重さだろうか?
1枚=1Gとして、重量は数gと思われる。
ありえないが、仮に1円玉と同じ1gとして計算しても1万tになる。
流通貨幣ではないようだが、ウルベア金貨に換算してみる。
1枚2,000Gなので、100億Gぶんだと5,000万枚。
仮に500円玉と同じ7gとして計算すると、350t。
アストルティアにはないようだが、紙幣にしてみよう。
1万Gを一万円札と同じ、1gで計算してみる。
100万枚なので、1tになる。
到底人が持ち歩ける重量じゃあない。
あんなストリートファイターのリュウが持ち歩いてるような、
寸胴バッグに入る量でもない。
ここはササラナさんすげー!って思うところか。
まあ、こんな感じで楽しめた。
ポイックリンとパクレ警部も楽しみだ。
ゴールドが、排水溝に落ちてしまう・・!
もったいない。
というか硬貨って色んなひとの手垢とか付いてんだろ?
それの浸かった湯には、ちょっと入りたくないなあ・・・。