昨夜は面白そうなプレイベが目白押しだった。
三ヶ所ほどハシゴする予定でいたが、ひとつ目に参加し損ね、
次のイベントの開始時刻まで30分ほど余裕があった。
あそこで時間をつぶすか。
ツキイチで通うオルフェアのレストラン。
そこへ向かおうと、オルフェアの町へ飛ぶ。
すると、降り立った場所で白チャットが飛び交う。
目の前で半裸やごつい鎧姿で踊り狂うオーガが数名。
その周りで、肩で息をしている瀕死のプクリポたち。
なんだこれ!?
思わず固まった。
これまでもちょくちょく遭遇していた。
踊りというか、集まってチャットしている光景など、たびたび目にはしていた。
しかしこの日みた光景はこれまでと異なり、
とにかくシュールで見入ってしまい、
思わずチャットで訊かずには居られなかった。
「なんの集会ですか?」
「HDK48です!」
「裸で踊る集会です!」
そんなのあるんだ!
いや踊るのはいいとして、なぜプクリポさんらは、誰もかれも瀕死なんだ?
そんな瀕死の彼らが、オーガさんらの足元に並んで、
エグザイルとかいう、ゴロツキ集団のチューチュートレインのなんたらダンス。
もうそれがかわいいし、シュールだし・・・。
あ、何度でも言う。
エグザイルとかいうゴロツキ集団のは認めない。
Choo Choo TRAINは、Zooだ!
でもって目の前にはオーガのおねいさんが、
下着姿でこっちに背を向け、プリプリとおしりを振っておられる。
まあ、けしからんこと!
そんなこともあり、しばしクギ付け。
そうこうしていたら時間が来たのか?
それぞれ、お別れの挨拶が始まり、何事もなかったかのように散って行った。
突発的なのか定期的なのか判らないが、その引き際の鮮やかなこと。
!
ふと我に返る。
えっと何しに来たんだったっけ?
おっと・・・そうそう、レストランだ。
住宅村に移動し、ウェディさんが営業しているレストランに行く。
この時点で22時半を回っていた。
22時半から始まる、次に参加予定だったプレイベは頭から消えていた。
あのHDK48という集団の踊りに魅了され、予定が吹っ飛んでいた。
レストランは週末だから人が多いかと思ったが、意外と少なく、
しかも口数の少ないお客さんばかりで、
なんだか空気も読まずにひとりでしゃべくっていて、申し訳なくなってきた。
しかし、店主とスタッフのお二人が並んで調理するという貴重なシーンが見れた。
もうひとりの方は、いつもフロアで常連客と遊んでるイメージが。
ちゃんとフライパン振っているとこ、初めて見たかも。
ここでさっき出くわしたHDK48のことを話してみる。
すると店主さん、「知らなかったんですか?」
え!?
あのおかしな集団、そんな有名な人たちだったの?
店主さんはリーダーらしき方の名前まで知っておられた。
「きれいなオーガの女性の方ですよ、居ませんでした?」
居た!
・・・が、尻ばかり見てて顔は見ていない。
そんなこんなで、本来時間つぶしで寄る予定だったレストランに、
看板時間の23時まで滞在。
この時点で、23時から参加予定だったプレイベも吹っ飛んでいた。
もうひとつ言うと、ここに来てすべきだったことも完全に吹っ飛んでいた。
前回、お話していた常連客の方に、もう一度お話しなきゃいけなかったのに、
そんなことが頭からきれいに消えていた。
集合写真では、隣に居たにも関わらず・・・。
・・・って、よく見たらパウダー装備やん!
スパッツ姿がイカス!
お客さんのひとりが、どう見てもグレート・ムタに見えた。
その旨伝えると、「?」と返ってきた。
グレート・ムタを知らないらしい。
おっと、プロレスに詳しくない方だったか。
だが、タイガー・ジェット・シンは知っているという。
ああ、さすがにプロレス知らない人でも、
サーベル加えたインドの狂える虎のことは知っているんだな。
ブッチャーとかアンドレとかハンセンとか、
この辺の外国人レスラーは知名度高いよな。
・・・と、そんなことを考えながら、
参加予定していたプレイベに、ひとつも参加できずじまいの一日を送りましたとさ。
三門の関所で、討伐隊員におっぱいを押し付けている、
水着姿のオーガのおねいさんを見つけた。
討伐隊員だって男。
こうやると、討伐ポイント何割増しかにしてもらえるのだろう。
ちくしょう、討伐隊員って役得じゃのう!なんて思って見ていたが、
その隣の神官は、それに脇目もふらない。
ダーマ神殿で長年修行し、過酷な禁欲生活を耐え抜いただけのことはあるな・・と、
ただただ感心するのだった。