今日は休み。
映画を観終わって遅めのランチ。
なんとなくカツ丼が食べたくなり、久しぶりに浜勝へ―。
注文したのち、スタッフが何やら持ってくる。
ドレッシングに小鉢に、すりこぎ棒。
「タレの作り方はご存知ですか?」
そういやそうだった。
浜勝はこういうのがあったわ。
自分で小鉢にゴマを入れてすりつぶし、
特製のタレを注ぎ入れ、からしなんかを添えて、
自分好みのトンカツのタレを作れる。
10年ぶりくらいの浜勝。
決して常連じゃないけれど素人だとは思われたくない。
「大丈夫です。」
レクチャー受けるのも面倒なので、そうやってスタッフをやり過ごす。
しかし、いざ料理が到着して、手際が悪いんじゃ素人だと思われてしまう。
料理が届くまで、カウンターの奥にあったタレの作り方のマニュアルを熟読しておく。
ふんふん、なるほど簡単じゃあないか。
予めゴマをすりつぶしておこうか?
いやいやすりたてのゴマの香りを楽しむため、
こういうのは直前にやるのが玄人だろう。
そんなことを考えていると、しばらくして料理が届く。
「お待たせしました、こちらロースかつ丼ご飯大盛りと、
単品のカキフライ3個になります。」
おおっ来た来た!
カツ丼もだが、カキフライも食べたくなって単品注文していた。
「こちらカキフライ用のソースとタルタルソースでございます。
お好きな方をご利用ください。」
はいはい、おおっ広島産のカキにオタフクソースとは、浜勝ニクいねえ。
さあて食べる前に、さっそくゴマをすりつぶしてタレを作ろうかね。
・・・。
・・・・・。
カツ丼だろ。
タレ要らんわな。
カキフライにはオタフクソースとタルタルソース付いてるだろ。
タレ要らんわな。
この注文でタレ制作セットを持ってきやがったスタッフが悪い!
いや、もし素人丸出しでレクチャー受けてたらどうするのかと?
食べ終わってお勘定。
小鉢とすりこぎ棒は、まっさらのままだった。
先日、またもプレイヤーイベントに参加した。
このところ立て続けに開催される、ゲームキャラのコスプレ集会。
今回は格闘ゲームとジャンルが絞られてた。
数日前から妖精の姿見とにらめっこして、
コスプレ候補をいくつかのキャラに絞り込んでいた。
・なるべく他人と被りたくない。
・レアなキャラ、不人気なキャラで行きたい。
・とはいえ、誰にも判ってもらえないキャラは嫌だ。
そうして絞り出したキャラ。
概ね三人に絞ったところで、あとは当日に準備すれば・・・。
それがいけなかった・・・。
いざ当日、開催時刻までまだ時間があるわ~と、うたた寝。
目が覚めると、開催時刻を過ぎていた!
美容院へ行き髪型を変えて、
ショップにチャガナ、メダルオーナー、防具屋、
色んなところをめぐって急いで装備品をかき集め、
フレンドのモーモンバザーで染色用の花を調達し、
そのキャラになってみる。
・・・これは微妙だ。
そんな微妙なコスプレが出来上がったのは、
イベント終了時刻だった・・・。
急いで開催場所である、メギストリスの都へ―。
既に解散後のようで、数人が雑談中。
ああ、もうなんだか見慣れた光景。
遅刻したうえに低クォリティのこの格好。
そんなんで、あの輪の中には入れない・・・。
このままそそくさとフェードアウトすべきか・・・。
そう思っていたら、主催者が近寄って来た。
主催者に促され、参加者の輪の中に入ることに。
こんなドレアで、ああ・・恥ずかしい。
今回やったコスプレドレア。
餓狼伝説のキャラ、チン・シンザン。
きぃ~らいほう!
太極拳をマスターした香港の成金。
守銭奴のようだが、一代で成功した敏腕実業家。
金儲けに手段を選ばないデブ。
ホリエ・・・。
いや、ドワーフの体型ならいけると思ったんだけど、
思いのほか太っていなかった・・・。
というか装備品のチョイス間違ったか。
見た目より、でっぷりさが強調される装備品を選ぶべきだった。
ギース様が居たので記念撮影。
ギース様とチン、主従関係だと思っていたら、
ふたりはかつてタン・フー・ルーに師事した同門生なのね。
しかしこの格差よ。
ばっくらいほー!