何かの用事で真アラハギーロを訪れる。
街の入口付近にたたずんでいるボルールさんの名前がピンクになっていた。
話かけてみると、何やらムーニス王が自分のことを探しているとのこと。
モンスター格闘場でしょっちゅうお会いしてるんだがな・・・。
そう思いつつも、あらためて王の間へ―。
相変わらず愛嬌たっぷりの髭ジイさん。
深刻な財政難のため、ピラミッドに眠る財宝を売却したいのだが、
その宝物庫を開ける鍵となる、幻日の鏡をうっかり落として割ってしまったという。
こーの、おっちょこちょいが!
幻日の鏡の修復は不可能。
この世界とそっくりそのままに作られた偽りの世界。
ふたつの世界を往来できる主人公に、どうにかならんか?と。
抜けているようでここら辺、賢しい王様だ。
さっそく宝物庫に行くと、コソドロのネエちゃん、グラーネさん。
ああ、そうだこのクエストも早くやんないとな。
ジャイラ密林でエメラルドーンだろ?
しかしこんな堂々と侵入されるとは、アラハギーロの警備はザルだな。
戦争のせいで兵士が少ないそうだし、チーズ盗み食いしたり、
侍女たちナンパして婚活に勤しんでいるあの兵士長じゃ無理か。
おなじく宝物庫でネジロさんが堂々と暮らしている、
メギストリス城の警備もザルだな。
偽アラハギーロ城へ行き、そこの宝物庫で無傷の幻日の鏡をゲット。
それを持って再び、真アラハギーロへと戻って王に渡す。
ここへ、前にモンセロ温泉でダイナマイトボディの四魔将姉妹に、
“ぺったんこ”と屈辱的なことを言われてしまった、
勇者姫アンルシアちゃん登場。
おっ!
アンタが登場するってことは、またもあの神の緋石かね?
神の緋石を守るべく、ソーラリア峡谷,モンセロ温泉郷に続いて、
いざピラミッドへ―。
別の目的で、ムーニス王御一行も一緒にピラミッドを目指すが、
王の襟元に小さなクモが!
ムーニス王!首!首っ!!
誰も気付かねえのかよ!
高校のとき背中にでっかいムカデが這っていたときは、
「おいっ!でかいムカデ!!」
って、周りの同級生が教えてくれたぞ。
他のクラスの知らないヤツだったのに、
「落として落としてっ!」ってわめいて、払い落してもらい、
周囲に居たやつ数名で集団連続スタンプ。
ムカデは哀れ絶命。
そんな思い出がよみがえる。
真のピラミッドへ訪れるのは二度目。
一度目は、砂漠のモグラだったっけ?
王家の墓を荒らした盗賊団を追ってきたとき。
キングレオのカラバリ、グレイブディガーと戦った。
棺からトーマの遺体を奪った輩だと思っていたが、ふつうの盗賊団だった。
こいつら捕まえた手柄も、アラハギーロの警備兵が横取りしたんだよな。
今のアラハギーロの兵たち、クソだな。
そういやトーマ生きていたしね。
まさかローブまとったシャアっぽい謎の男がトーマだったとは。
あれも衝撃だった。
ルシェンダ様がヨーダ並に高齢だと判ったときと同じくらい衝撃だった。
この辺、日誌にもブログにもしなかったのが悔やまれる。
しかしこのピラミッドの構造に泣かされる。
攻略し甲斐のある面白いダンジョンだとは思うけどね。
ダルシムの勝利ポーズみたいな妙ちくりんなダンス、ここで覚えるのね。
ムーニス王が幻日の鏡を用いて、ピラミッドの最上階、太陽の石室へと到着。
ここで、あのクモが満を持して登場!
妖魔将ゲジュラ。
予想はしていたが、怪蟲アラグネのカラバリだ。
しかしクモなのに、ゲジっぽい名前。
“ぺったんこ”に続き、“でこっぱち”と命名されてしまうアンルシア姫。
かつて勇者をここまで、こき降ろしてネタにしてきたドラクエあったろうか?
カチューシャのせい。
決してでこ広くない・・・はず。
アンルシア以上に愛嬌を振りまいたのが、
“ひげもじゃのおっさん”こと、ムーニス王。
先祖のお宝がないと判ると、神の緋石を売却しようとしたり・・・。
よっぽど困窮してるのね。
「イェ~イ!」とか言って、モンスター格闘場に入り浸っていないで、
財政難を乗り切るべく、本来の内政・執務に励みなさいよと。
次いで睨んだのがダーマ神殿。
ピラミッドよりもずいぶん先に、
占い侍女ピクシスさんから行くように言われてた。
すでに大神官さまからクエストも受注していたっけ。
今回のキースポットだと思い、地下の儀式の間へ行くと、
「神聖な場所だから入るんじゃねえっ!」って、
そこに居た下っ端神官に叱られた。
悔しいので儀式の間のド真ん中でジェニジェニダンスしてやった。