一昨日の深夜。
ウトウトしていたら、ガサガサと小さな物音に気付く。
飛び起きて灯りを点ける。
うわぁぁぁ・・・!!!!
でかい!
これはでかいっ!
触角の先端から最後尾の脚の長さまでを含めると、ゆうに13cmはある!
オオゲジだ。
しかし、その圧倒的にグロテスクな姿を見ても安心する自分が居る。
ムカデでなくて良かった・・・と。
ゲジはこんなナリしていても、人に咬み付くことなく無害。
アシダカグモと同じく、ゴキブリを食べてくれる益虫だ。
そっとしておこう。
そう思い、消灯してまた横になる。
・・・。
・・・・・。
いや、いくら無害とはいっても、
あんなのに顔面を這われたらたまらない。
そう考えると眠れない。
再び電気を点ける。
目に付いたのは対ムカデ専用の殺虫剤。
だが・・・ムカデは躊躇しないが、ゲジは殺すことはできない。
捕獲して外へ逃がすことに。
翌朝、出勤前に空き地に捕獲したオオゲジくんを放つ。
少し弱ってる感じだったが、しっかりと生きていた。
夜行性なので、太陽の光に戸惑っているようだった。
鳥に食べられんうちに隠れな・・・そう思いながら出勤した。
ここから本題。
今年もまあ終了間際にキュラナナイベントをクリアした。
新たなストーリーで楽しませてもらった。
てっきりソーミャだと思っていたら、違った。
シャーリーって名の人間の女の子だった。
いや、正体は人間じゃなくてサメバーンってモンスターだったのだが、
このモンスター、自分はまだ会ったことがないや。
Ver.3の水の領界あたりで登場するのかね?
シャーリーちゃんから伝授された魔法で頑張るも何度食われたことか。
こりゃもう今回はクリア無理だ。
そう諦めていたのだが、サメバーンに食われると、
ゴウレさんに助けられて、彼の前に戻される。
よく見るとゴウレさんの後ろに貝がひとつ。
食われる都度、それを回収していると・・・。
なんとダブりナシで貝が五種類そろったじゃあーりませんか!
これで終了間際にクリア。
晴れてキュラナナビーチが正常運行に。
いちいちサメバーン避けつつ海を泳いで貝を回収するより、
ひと思いに食われてゴウレさんの後ろで貝拾ったほうが早かった!?
自分にとっちゃここからが本題。
毎年楽しみにしているNPCとの会話だ。
まずはナンパウェディとナンパされてるエルフちゃん。
いつもとおんなじだ・・・パターン変わらないな。
水着も今年は変わってないな。
次いでパタプラくん。
引越先で怪奇現象。
あらら・・・意外にもこの方もセリフが昨年と一緒だ。
そしてサンバーンくん。
例年「ハッハー!」て言ってただけの彼だったが、
今年は名前がサメバーンに似てたから、楽しいセリフが見れてよかった。
次いでワンキキちゃん。
「海のことについて勉強してきたんだども・・・。」
毎年同じセリフだけど、訛りと立ち泳ぎ姿がキュートな彼女には会っておきたい。
だが、彼女の元へ向かう途中に画面暗転。
エラーメッセージが表示される。
時間は0時17分。
ああ・・・今年もタイムオーバーで追い出された。
20分までは大丈夫だと思ったんだけどなあ。
メローラさんや、サメバーンのお姫さまに会うことは叶わなかった。
キュラナナビーチを追い出され、すぐに再ログイン。
自分と同じくイベント会場を追い出されたプレイヤーでごった返していた。
これも毎年変わらない光景だ。
再ログインした自分の目の前に、
ビキニのオーガのおねえさんのおしりが・・・!
なんて素敵な光景なんでしょう!
ワンキキちゃんや、メローラさん、サメバーンの姫さまに会えなかった残念。
そんなことを吹き飛ばしてくれた、オーガのおねえさんのおしり。
実際には自分が前に立っていたが、
LRボタンで視界正面にしたら、この素敵なおしりが画面に現れたということ。
スイミアさんからもらえた今年の水着はいいね!
いや、野郎のはよう知らんけど、女性用のやつね。
この、ワーニングな水着ってやつ。
シンプルなデザインが素敵じゃない。
アンダーバストに垂れた紐はなんですかいのう?
こういうデザイン?
それとも機能的な何か?
あと、“ワーニング”ってどういう意味ですかいのう?
“あぶない水着”って意味じゃないよね?
盆が過ぎ、ミンミンゼミの声が本調子になり、
ツクツクボウシが泣き始めた。
蝉の声で夏のうつろいが感じられる。
アストルティアではキュラナナイベント終了で夏の終わりを感じる。
夏がいくよ。