アンルシアがペガサスにまたがり、颯爽と飛び立って数ヶ月―。
いい加減に魔幻宮殿行ってやるか・・・重い腰を上げようと思ったとき、
ふと、以前フレンドに言われてたことを思い出す。
偽メルサンディ,偽セレド,偽アラハギーロのサブストーリーの存在。
それぞれメインストーリーとは別のサブストーリーが追加されていて、
クリアしなくてもVer.2のストーリー自体はクリアできるけれど、
感動するから、できればクリアしていた方がいいですよ。とのアドバイス。
もしかしたら、大魔王撃破後、そのサブクエストは受けられなくなってしまうかも・・・?
自分みたいに大幅に遅れて進めているプレイヤーには、
もはやストーリーのまっとうな順番が判らなくなってしまっている。
クエストリストもアホみたいにパンパンになっていて、
どれを優先すべきかも判らない。
そういや、受注だけして途中でほったらかしていたのを思い出す。
それが偽アラハギーロのサブストーリーだろう。
バッファロンの怨霊が現れてどうのこうの・・・。
すっかり忘れていたので、第一話からやり直すことにした。
総括すると、涙するほどまでもなかったが、ちょびっと感動した。
できればみんな、ムーニス王やカレヴァンさん同様、
真の世界で人間に戻してあげたかった。
でも、魔物たちへの罪悪感からだろう、彼らが自らそれを望んだのならば仕方がない。
タジウスくんのおかげで、リリパットへの評価が上がったよ。
これまでずっと、陰湿なイメージ抱いていたんだけどね。
魔導士キルギルくんの再登場は驚いた!
最後くたばったような描写だったけれど、コイツ、ここで終わりなのかね。
だとしたら、自宅に飾ってある遺影がホントに遺影になっちゃったよ。
「ヒョッヒョマン」って・・・。
チョメといい、セラフィのネーミングセンスには頭が下がる。
文章はうまく書けなくても天才かもしれん。
あ、文章書くのは苦手なくせに、難しい薬の処方箋は読めるのね。
偽アラハギーロ住民の名前から、元のモンスターを当てるのが地味に楽しい。
ただ、何人かどうしても判らない。
このメインキャラのひとり、シメールさんも判らない。
ライオンばっか描きたがる絵描きにそんな名前のひとが居たから、
アームライオンかやつざきアニマルかな?なんて勝手に思ってる。
ストーリークリア後、
モンスター格闘場の王族貴賓席が解放されたので行ってみた。
元はベルムドさんが見物していた場所。
だが、特等席であるはずのここからも、やっぱり試合の様子は見られそうにない。
客席のどこからも肝心の試合が見物できない構造。
SEIKOの大型スクリーンが必須。
設計者は大バカ野郎だ。
もし観戦したいのなら、壁の縁からのぞき込まなきゃならない。
人が押し寄せたら、猛獣が戦っているなかへ落っこちてしまう。
まさに上島竜兵,松島トモ子状態。
ストーリーの進捗具合で街中のNPCそれぞれセリフが変わる。
店員さんや神父さん、別クエストを発注してくる、グレタルさんは仕方ないとして、
問題はバッファロンの怨霊にもっとも遭遇しているであろう、エルフのアスカさん。
いつ話しかけても、ピラミッドに居るヤヨイさんのことばかり。
一応ムービーで悲鳴あげて逃げてはいるが、そんな後もヤヨイさんのことばかり。
類は友を呼ぶ・・・この子もヤヨイさんに負けないくらい、
なかなかの変わり者なのかもしれない。
ヤヨイさんとアスカさんはエルトナのエルフだよね?
偽アラハギーロに迷い込んでしまってるけれど、
ヤヨイさんは妹の結婚式にきちんとブルーマリッジ島に来たし、
この二人はしっかりレンダーシアの偽と真を把握していて、
その往来のやり方も判っているってことだろうか?
アンルシアが魔幻宮殿で待っている。
グランゼドーラ城の方々や城下町のみんなも、
颯爽と飛び立ったアンルシアの姿に感動し、
「姫様のことをどうか頼むぞ!」
「あなたも早く追ってください!」と急かしてくる。
そんななか、アリオス王だけは、「スタンプが押せなくて残念だ・・・。」
ユリア妃もコルシュ大臣もノガート兵士長も、門脇の一兵卒ですら
皆アンルシアの身を案じているのに、あんたというひとは・・・。
そう思ったら、アンルシア自室に居るし。
「忘れ物があって取りに戻ったの。」
まさかのテヘペロ状態。
容姿こそユリア妃にそっくりなれど、
性格は王様の血を濃くを引いているのかもしれない。
罰として魔幻宮殿焦らし、王家の迷宮連れまわし。
とっくにレベルカンストしてるけど連れまわし。