カナリーンの冒険日誌

好きな人の子供が欲しい。
子育てを一緒にしたい。
子供を育てながら親も成長していく。
無償の愛とはこの事なのね…。
貴方の子供が欲しい…。
私と貴方の子供を貴方に見せてあげたい。

上から目線じゃなくて。
あふれる母性本能みたいな感じ。

結論から言うと…。
もぅ産めません。

子宮がんで子宮取ったもん。
子宮を取ることを決めた三年前。

子供を３人産んだから。子宮は取ろう。
でもこの先離婚して。
年下の彼氏出来た時。子供産んであげたい。って後悔しそうで凄く迷う…。
ってまじで悩んでた。

結婚していて。次の結婚考えてるとか恐ろしいと？
離婚する予定だもの。次の人生設計するわ。
起こりうる事をほとんどイメトレ済みなんだもの。

２５歳まで結婚子供３人。３５歳まで生み終わる。
子供が小さなうちは沢山一緒に過ごす。
自分らしく楽しく過ごしたかったがこの人とは無理なので。いずれ別れが来る。

次付き合うなら年下だな…。とぼんやり思ってた。

未来なんとなく見える時あるよね？

今の彼氏に出会ってもいない頃なのに。
いつか私は年下の彼氏が出来て。
思い悩むだろう…と思っていた。


よく二人で居るとデジャヴがおこる。
あ。これ知ってる。
このあとこうなるんだっけなぁ。
この風景見たことある。


真顔で言うが。
この人運命の人なんじゃないかと…。
前世で恋人同士だったか。結婚相手だったんじゃないのかしら…


あの時こうしておけばよかったわー。とか軽く言う人。を見て。
性格なのか…。
あの時こうしておけばー。ってのは絶対に許されない。

くそー！悔しい！！ぎぃぃぃー！！なんでやらなかったんだよ！このーー！！！自分のバカ野郎！って気狂いそうに後悔するので。全てやる。


しかし。どうにもならない。
子供問題。
年も年だが…。子宮なけりゃ産めやしない。

何度となく…。
ごめんね。子供産めなくて。と彼に言ったことがある。

自分の中で凄く叶わない願いなので。つい何度も言ってしまう。
その度に優しく全力のフォローが来るのだけど。

彼に会いに行った。車での会話。

私は連れ子の居る男性は無理だと思う。我が子と比べ苦しむと思う。愛せなかったらどうしよう…とか。

彼は一言。
子供好きだからー。

一人っ子で年の離れたいとこ達のお守りなど楽しかったし。可愛かったから。子供好きなんだよね。

ますます子供産めず。すまない…となり。
　
そうすると彼が

夏菜の体が１番大事だからね。夏菜が居たらいいんだよ。
夏菜と同じく子供達も大事で可愛いんだよ。
でも万が一。自分の子供が産まれたとき。
大丈夫だとは思うけどね。心の何処かで一瞬でも比べてしまったら嫌だから。良かったんだよ。
夏菜も子供達も精一杯大事にしたいと思っているよ。


心のモヤが晴れたような気がした。
あの選択は間違えて無かったと思えた。
あの時子宮を取らなかったら。命を脅かす結果に。
心から大事にしてくれる。貴方の言葉に救われた。
その日から子供産めなくてごめんなさい。って言わなくなった。

ディズニーランド連れて行くのと。
沖縄の親友に会いに連れて行くのが夢なんだー。
必ず叶えるからね。って優しく彼は言った。


しかし。この女…。
ピーチ2000円！いこう！東京集合ー！ディズニーランドに！ディズニーシーだ！ホテル安いところ探して！激安でいいよ！いや待って！民泊しよう！ここ！めっちゃ安いじゃん！ここていいよね！？！？ホテルより安い！予約とってもいいよね！？


嵐のように話を進め。民泊予約したあとに。

( ﾟдﾟ)ﾊｯ!とする…。


たぁくんディズニーランド連れてってくれる。って
計画してたよね？勝手に進めてごめん。たぁくんの思い描いてたのは？と遅いが聞いてみる。

ディズニーの真ん前のホテル取ろうと思ってたよ。なんか違ったけど。いいんだよー。


ディズニーの真ん前のホテル！
たけぇーーーからむり！
その分もぅ１回旅行いける！

と心の中でツッコミいれた…。



贅沢な旅行より…
激安旅行…。

激安だとしても…。
たけぇーもん。

強欲な女は得していきたいんだそぉ。（ハート）