アストルティアやナドラガンド、果ては魔界や過去の世界に至るまでどこの町にもある教会。ルーラポイントの登録や種族変更なんかでお世話になってる人も多いことでしょう。「どこの町にも」「同じシンボルの教会がある」というのにふとした疑問を持ったのでこの記事を書いた次第であります。「ゲーム的な都合でしょ」とかいう野暮な答えは聞きません。
そもそも教会って「祈る場所」な訳ですがここで疑問。「あんたら何に祈ってんの?」
リアルな宗教だとその宗教の主神やら過去の偉人やら土地そのものを祀ってそれに祈りを捧げてる訳ですが、今作の教会だと漠然と「神に祈りなさい」としか神父さんは言わないんですよね。アズランの町の教会のキリカ修道会は過去の偉人が信仰の対象っぽいですがメインは「神」ですし。
じゃあこの「神」って誰やねん、となるのですが、各大陸毎の種族神というわけでもなさそうなんですよね。ワギとかピナヘトとかの名前出てこないし。一応各種族神の像があってそれに祈る文化(?)はあるそうですがプレイ開始時の転生の間とプレイヤーの家の庭具以外だと水の領界に沈んでるマリーヌの像しか見たこと無い気がするので少なくとも一般的では無いのでしょう。あと、ナドラガ教団のお膝元であるエジャルナにもナドラガ教団とは別枠で教会があるので種族神を祀ってるわけではなさそうですね。
じゃあ何に祈ってんだよって疑問には「ほんとなんだろね、わからへん」としか返せないので以下妄想。① ルティアナを祀ってたけど時の流れと共にルティアナの名前が省略あるいは忘却されてただ「神」と呼ばれる様になった説。
② アストルティアが出来上がる前からの宗教が残ってて「何に祈ってるか知らんけど先祖代々祈ってるから祈っとこ」状態説。
③ んなもん知らんわゲーム的な都合じゃい説。
何に祈ってるかはともかく、この教会ってラギ雪原だとかピラミッドとかの僻地にまでシスターを派遣する超絶ブラック組織という側面もあるんですよね。もういっそいつからか乱立しだしたルーラポイントのクリスタル?に交代させてあげればいいのにとか思ってたのですが、一部サブクエストでそういうシスターさんが必須NPCになっちゃってるのでブラック勤務はサービス終了まで確定している模様。こんなん涙無しには語れないっすわ。
世界中に人員を派遣したり教会を作ったりしてるこの組織、いったい活動資金はどこから捻出しているのか。それは全滅時に減らされる冒険者の所持金だったのではないでしょうか。鉄の金庫実装で収入が減ったので人件費削減のためルーラポイントクリスタルが設置されたのではないかと愚考します。既存のシスターさんはやりがい搾取をされてるのでしょう。なんて酷い組織だ。