冬木立(ふゆこだち)も見えぬ辛苦の地に影ひとつ
人を憎むは 人と進化の道を違えた鳥の異形
羽ばたきを知らぬまま 真紅の血に飢え肉を裂く
対峙する者をあの手この手で焼き払うはまた偉業
諸事情で腰を据えて、否、羽を伸ばしてゲームをする時間が取れない状態に陥っているが、深淵の咎人の強さが更新されるこのタイミングでどうしても思うところがあるので日誌だけ書くことにする。
ルベランギスが初めて実装された当時、
筆者自身にドラクエ10自体のモチベーションがなく
ログインさえしていなかった。
復帰したときにはすでにフラウソンまで登場しておりもはやこの鳥人間は相手にされていなかった。
これまでハイエンドバトルといえば20分戦闘が
当たり前のものとされていたが、ここにきて初の
10分戦闘という試みがなされその実験台として
の役割を担ったのがルベランギスである。
当時の配信などを見返す限りでは、半端な装備で挑めばツインクローで引き裂かれて太刀打ちできないとされるほど
そこそこの奮闘ぶりであったようにも見えたが
スクルト安西を重ねられると途端に難易度が下がり
臓物がまろび出ずる(←鬼滅)ことなく耐えることができてしまう。
初めての10分戦闘用に用意された低すぎるHPによってあっけなく狩り尽くされてしまっていたのだった。
日頃よく通話でやり取りする方であればご存知だろうが、筆者は現実世界で2羽の小鳥たちと暮らしており、彼らの鳴き声によって常にジャングルの奥地を感じている。
彼らがもたらしてくれる癒やしの成分はたとえ
皿に切ったばかりのリンゴの上を歩き回ろうとも
殊更に暗記用のノートをかじって読めなくしようともお釣りが来て有り余るものがあり、
尚も筆者はジャングルの奥地を感じているのである。
さて、タイトルを書いたからには その厭悪に触れねばならないが
ルベランギスにおいては鳥なのかどうかが怪しいところがある。
浮きもしない翼と 彫りもしない鉤爪を筆頭に
我が子たちと比べるとその違いが浮き彫りになっている。
鳥の定義は以下の通りであり、
ルベランギスがそれに該当するかも同時に見てみることにする。
・羽毛を持つ →◯
・前肢が翼に変化している→×
・恒温動物(温血) →おそらく◯
・卵生 →?
・骨が軽く、中空構造 →おそらく×
・飛行に適した体構造 →?
・クチバシを持つ →◯
(鳥類の定義ではないが)
・呼吸器系が特殊 →?
このような存在が鳥なのだろうか。
改めて確認すると◯が少なすぎてイライラしてくる。あきらかに鳥と人間のハーフであり、
ヒロアカでいうところの常闇くんである。
この咎人くんの"足"にも注目してほしい。
顔はワシやタカを思わせる猛禽類顔であるため本来、可変対趾足(かへんたいしそく)構造が普通であり、
それかもしくは飛べない身体であるため走るなら
ダチョウのような二趾足か、ヒクイドリのような三趾足の構造が望ましい。
しかし彼はカラスやハト、ニワトリのような三前趾足になっている。
要するに飛べないのに速く走るつもりもないのだ。
身体が重たいのに加えて立ちっぱなしのため安定して立っていられる構造を選んでいるということだ。
のしのし歩いてこちらに向かってくる様は
やはり足の構造あってのことだろう。
もしあの三前趾足のままダッシュで走ってきたら筆者はこのゲームをやめていたかもしれない。
では鳥らしい技を使ってくるのか、という視点でも考えてみるがそれもそうではない。
「鳥らしい攻撃」といえばクチバシで突くか
羽を飛ばして攻撃してくるのをイメージしやすいと思うが...
まずクチバシの形は猛禽類のそれであるため血肉を細く千切って食べるのに適した鉤状(かぎなり)だ。それで突くのは難しい。
(デザインにはうっとりである)
羽も飛ばしてこないということはそれができないか
もしくは、羽が柔らかいのかもしれない。
見た目はワシやタカなので速く飛ぶために羽は硬いはずだが、音を立てずに飛ぶことができるフクロウみたいなふわっふわの羽なので飛ばしても意味がないのかもしれない。メラガイアーと煉獄火炎に次いで
ルベランギス3つめの"もえ"要素である。
ここまでかなり文句を垂れてきたが
結局、好きか厭悪かでいうとやはり厭悪である。
鳥かごをイメージしたかったのか知らないが、
あの"床が光るギミック"が厄介極まりない。
この日誌を通して伝えたかったのは、
新たに実装されるルベランギスの強さ3にて
体力増加以外にも何かしら変更点があると思われるので、禽息鳥視で終わることなくそこに少しでも鳥っぽさが今よりも足された状態で対峙できることを心から楽しみにしたいということのみである。