【2015年9月23日に書いた日誌です。】
現在でもグレン1酒場前で募集が叫ばれているように、3年前のあの時期でさえ、チムメン確保はチームとしての最重要課題であった。
当時はチーム勃興期であり、むしろ未所属の者が大多数を占めていた。とはいえ、現在のようにステータスに所属しているチーム名は表示されておらず、ましてやチーム加入希望のアイコンも存在しない。
当然、広場でチーム募集などの機能もない。
ならばどうやって集めるか?
前述のとおり、募集を叫ぶのも手段の一つである。
が、俺は以前のオンゲーの手法を用いることにした。
ずばり、「連戦して遊んだ後に人柄を把握、そして声を掛けてみる」である。
これなら、ちょっと変わった方の加入を防ぐことができる上、意気投合した方の参加に繋がり、引いてはチームに長期参加してくれる可能性が極めて高い。
この手法で出会ったチムメンを少々紹介したい。
まず一人目、ジェイさんこと、『ジェイいてざ』さん。
おそらく青猫連戦だったと思う。
現在でこそ見慣れた種族のドワーフであるが、当時は人口ピラミッドの下に位置し、ジュレット界隈の募集においては極めて希少な種族であった。
さすがに詳細な会話の内容までは覚えていないが、ジェイさんもM○F経験者であり、経験者なら誰でも知ってる『紙集め』に飽きて、ドラクエⅩに移行。
てことで、全く同じ経緯の俺は当然、勧誘してみた。
二つ返事で加入してくれた。
なお、後日そこそこ年上の方と知って俺は驚くことになる。
そして二人目はエスさんこと、エス様・・・いや、エスティアナさん。
たぶん、出会いはジュレット近郊でのトンブレロ連戦だったと思う。当時は今となっては超希少なウェディ子姿であり、盛髪をしていた。
最初の印象はキレイな名前だなーと思ったのを覚えている。
なお、以前のオンゲー経験から『女子キャラでも中身はほぼヤロウである』と思っていたので、連戦中の雑談の中に表れる~わよ、~ねwなどの女性的な語尾を、その時は胡散臭い思いで見ていたのを、この場で謝罪したい。
すいませんっした!w
その負い目もあってか、すぐ勧誘はしなかった。というかできなかった。
PT解散後、ダメ元でフレ申請を飛ばしてみた。
いわゆる無言申請である。断られてもなんら不思議ではない。
が、一瞬の緊張の間、これが受理される。
しかし、チームに加入してるか確認すら飛ばすほどに、気後れしていた俺は、
「チームに入りませんか?」
と、アホな定型の如き勧誘文句を飛ばし、大いに焦るが、
「いいわよ」
拍子抜けするほどにアッサリと快諾される。
このように未だに強烈に覚えているほどに。
およそ、一月後。無事人間に戻ったエスさんはその姿を基本とし、ご存知の通り、ウェディ子姿を封印したのである。
ちなみに、その後、バズズ実装時にウェディ=氷耐性、ということで一時だけ魚姿に戻った・・・否、「変身」したことがあった。
バズズ実装直後だから、もう3年近く前であろうか?
あの時、写真でも取っておけば、ジェイさんに売りつけられたんかなーとか、思っていたりするw
そうして他の方たちとの出会いも経て、俺とフレのリーダー二人体制の元、人数はどんどん増えていった。
約1年後にはすでに250名規模になっていたように思う。
せっかくのオンゲーだしワイワイやりたい、と思っていた俺はようやく人心地つき、自分の遊びを優先に動こうとしていた。
そんな最中、ある出来事が起こる。
チームの分裂である。