シンクの冒険日誌

占い師は、ボスに合わせて自分好みにカスタマイズできる、
唯一無二の職業だと思っていて、
ドラクエ10 の中でも1、2を争うくらい好きな職業の1つです。
が、今ひとつ使用されてない感が否めません。
特に現状（最新）のエンドコンテンツでは
ほぼ使用されてないんじゃないでしょうか。

理由は単純で「中途半端」だからです。

中衛職としては火力面でレンジャー等に劣る。
肝となる特技（魔王のいざない、魅惑の水晶球）の硬直時間が長いため、
使うタイミングを間違えると全てが無駄になる（=火力ロス）点もデメリット。
（もちろんそこは使い手の技量次第ですが…）

また、後衛職としては天使の守り、聖女の守りを自分で付与できず、
基本的に自分が倒れた場合に立て直しができないため、
占い師単体で僧侶やデスマスターの代わりが務まらない。
賢者も聖女の守り・天使の守りは使えないものの、
必殺技によるHP上昇や奇跡の雨により、継戦能力が高いという特徴があります。

なので、現状のバトル環境に合っているかなど含めて
抜本的に見直してほしいです。

というわけで
こうだったら良いなぁと思うことを書いていきます。

◾️基本コンセプト
適切なタイミングで適切なタロットを使うことで
自身・味方を最大限サポートできる、後(中)衛職
(特にエンドコンテンツで)使い手の技量によって大きく差が出る職業

今と何にも変わらねぇじゃないか、って感じですが
「後衛職」としての役割強化がポイントです。
（現状は「中衛職」の認識だと思います）

◾️タロット効果の追加・特技の調整案（例）
・単体ズッシード（オーラ時ヘビーチャージ）
相撲ってドラクエ10特有のバトルシステムなので
大事にすべきだなと思っています。
（と同時に、相撲が足枷になってる感も否めません。
長い間パラ前提のボスがいない＆パラのヤリ強化が何よりの証拠。
押し勝ちが成立すると陣形が崩れないので、呪文とか大砲で遠隔攻撃し放題。
ボス難易度が極端に下がるという…。いい塩梅のボス考えてくださいｗ）

・移動速度上昇(数秒間)
バトルで移動速度が重要な場面が増えているので
占い師が使えれば差別化できる。
「教皇」の追加効果として味方全体に付与

・「エンゼルのみちびき」使用時に「天使の守り」効果を付与
（技名に合うのがこの特技くらいしか無かった…）
効果時間は50(60)秒（CTに合わせて更新するイメージ）
宝珠で効果時間を伸ばせる

・硬直時間の短縮
魔王のいざない
魅惑の水晶球（または死亡時でも効果が残るとか）
タロット（ハイエンドバトルのテンポ感に合わせた調整）

・女帝
（うーん…魅了+みとれ+移動速度低下とか？魅了ほとんど入らないし）

余談ですが、タロットの大アルカナは全部で22種類あるらしく、
そのうちドラクエ10で使われていないのは以下の2種です。

・運命の輪
・吊るされた男（吊し人、死刑囚、刑死者とも）

これらが使われていない理由は
「文字数が多い（字面が良くない）」というのと
「デッキの構成枚数を20枚にすればピッタリ収まる」からだと思います（笑）
他のタロットは全て漢字3文字以内で表せます。
（アルカナ追加は厳しそう…）

◾️火力は上げるべきか
7.0現状、他職と比べて見劣りする点は否めないので、
見直すべき時期が来ているとは思いますが、
過去に下方修正された歴史があるので（特定条件下で火力が出過ぎたため）
調整は慎重にすべきだと考えています。

◾️最後に
占い師が良いなと思ったキッカケは聖守護者でのバトルです。
（通称レギロ、犬・骨）

実装当時の構成は
僧・天・占２（占・キラパン）とか
僧・占・天２でした。（その後キメラ入り構成も）
２体同時に相手＆毎ターン即死級、というか即死する攻撃がくるので
死んでは蘇生してを繰り返しつつ、相撲で敵の行動を遅らせながら攻撃する、
ってのを15〜20分続けるスリリングなバトルでした。
称号獲得時はとても嬉しかったのを覚えています。
その攻略の要が、蘇生を補助しつつ攻撃も行う占い師だったんですよね。
（あの頃は楽しかった…）

というわけで、占い師の出番をください！
あと、エンドコンテンツの報酬をもっと魅力的なものにしてください！

今回は占い師に絞って書いたけど
今のドラクエ10は「崩れかけのジェンガ」だと思っています。

バトルに関して言えば
プレイヤーにどんなバトル体験をさせたいのか、とか
根本的な部分から見直さないと、もう2度と戻って来ません。

火力ガバガバに上げて
防衛軍とか邪神とか（パニも今後そうなりそう）
同じコマンド操作を繰り返してボス瞬殺して周回するだけの、
何の苦労もなく簡単にカンストダメージが出るゲームの
何が面白いねんって話です。