目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

レイの名探偵

ブラック

[ブラック]

キャラID
: AV846-342
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 92

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ブラックの冒険日誌

2015-12-19 01:27:07.0 テーマ:その他

目覚めし5つの種族(6)

村王の話を聞いたあと途中で、何処かへ行ってしまったジーガンフを除いた僕ら三人は広場へと向かっていた
「ところでジーガンフは何処へ行ったんだ?」
アロルドが眠そうに目を擦りながら聞いてきた。いや、お前さっき村王の話の時寝てただろまだ寝たりないのかよ・・
「途中で何処かへ行っちゃったよ。」
「え、何だって!?」
驚きのあまり声が裏返るアロルド。いや、お前そんな声出るのか以外だな。
「彼がいきそうなとこに心辺りないの?」
僕は二人に聞いてみた。
「全く心辺り無いわけじゃないけど・・」
マイユが答えた。
「実は、ジーガンフには妹がいてね。」
彼女は続けた
「おい、あんまり言いふらすなよ。あいつ言われるの嫌がってただろ」
アロルドがマイユを止めようとする。一体何なんだ・・?
「何かあったの?」
僕は聞いてみた。
「えーと、彼には2つ年下の妹がいたの。名前はジェニャと言ってね。」
マイユは語り出した。
「ジェニャはとても好奇心旺盛であちこち駆け回ってたの。兄のジーガンフはそんな妹をとても愛してたの。でも、ある時ジェニャとジーガンフが山を駆け回ってた時たまたまドラゴンゾンビっていうモンスターと遭遇してしまって。ドラゴンゾンビはとても狂暴で死者を数多く出してきた雪山の悪魔と言われるほどのモンスターなの。ジーガンフは辛うじてその場から逃げ切ったの。でも、ジェニャは無理だった。まだ子供だったのもあって逃げ遅れてそのまま・・近くに教会があったんだけど丁度神官が出張で不在だったの。神官が居たらすぐに蘇生術をしてあの世に魂が行く前に呼び戻せたんだけど。そして、そのまま時間が過ぎてジェニャはあの世に逝ってしまった。ジーガンフは冷たい彼女の身体を村まで持って帰ってきたの。あのときのジーガンフの目はまるですべての光を失った様だったわ。ジェニャはこの村の奥にある墓場に埋められて・・それ以来ジーガンフは毎日その墓場に行っては花を備え続けてるの。」
彼女はそう言うと側の椅子に座った。彼女の瞳に水滴が溜まっていた。
僕はあのジーガンフにそんな過去があったとは想像もしていなかった・・ただの戦闘好きだと勝手に思っていたが今聞いた話からすると、昔を忘れるために無理に自分を過酷な環境へと持っていき、感情を誤魔化しているんじゃないかと思えた。
「だからその墓場に居るんじゃないかと思うんだ。」
アロルドはそう言うと奥の道を見つめた。
「でも、墓場に居たとして、休養していたら、俺達はどうしたらいい?そっとしておいてやるのが普通だろ。だから行けないんだ。行っても何もやってられねぇから。」



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