ブラックの冒険日誌

アロルドは草を取り出すと傷口や腫れ上がった箇所に張り付けていった。
「大丈夫か!ジーガンフ、薬草だ!」
アロルドは必死に応急措置をしている。マイユはその横でオロオロしていた。
僕はというと他にモンスターが来ないか心配で辺りをキョロキョロしていた。
すると何か動く影が見えた。
「何か居る･･みんな静かに･･」
僕はそういうとその場にしゃがんだ。影はどんどんこちらに迫ってくる･･不味い･･ジーガンフがこんな怪我してなければ逃げる余裕があるんだが･･
影は5０m先で止まった。そして
「旅の方何かお困りのようで」
となんとも清らかな美しい声で喋ってきた。良かった助けが･･
「助けてくれ!仲間が餓鬼に襲われて意識が朦朧としてるんだ!」
アロルドは大声でその影に言った。
「なるほどわかりました。そちらに向かいます。」
その美しい声の影はそういうとこちらに歩んできた。
影の正体はエルフだった。いや、本当にエルフなのだろうか。見た目が如何にもエルフぽいからエルフとしよう。背中に羽耳はやや尖ってる。
「なるほど･･」
エルフはそういうと。
「ホイミ![治癒促進の術]」
となにやら唱えた。
するとエルフの手から神々しい光が現れジーガンフの傷口や痣を包み込んでいく。そして光が消えると傷口や痣は完全に戻っていた。なんとも神秘的な光景だった。
「ありがとうございます!!!」
マイユはエルフに御辞儀をして礼を言った。
「ん･･」
ジーガンフが目を開けた。彼は身体を見てエルフを見て
「お前が助けてくれたのかありがとう」
と一言言った。もう少し何か言えよ･･
「いえ、困ったときはお互い様ですよ。」
エルフはそういった。
「えーっと、私はマイユ、んでこっちがエラリィで･･」
マイユは必死に自己紹介をした。
「私はハクト。霊媒師です。以後お見知りおきを･･」
「ハクトさんありがとう」
僕はハクトに礼を言った。
「いえいえ大したことしてませんし。ところで何でこんなところにいるのですか？」
と聞いてきた。それはな･･そして僕はこれまでの経緯目的をエルフに教えた。

「なるほどそういう･･」
エルフは考えている･･
「あなた方も獅子門へと向かうのですね。実は私もでして。」
「それなら一緒に来いよ。礼をちゃんとしたいしな」
ジーガンフはそういうと立ち上がった。
「では、そうしましょう。霊媒師ハクトあなた方と同行させてもらいます。」
ハクトが仲間になった!

ブリザードが現れた!
クソなんだよ。こいつ!モヤモヤしてて斬りにくい!
何度も斬りかかってるのだが避けられてばかりいる。
「エラリィ!退いてろ!!!!!」
ジーガンフはそういうと
「餓鬼にやられた怒りこいつにぶつける!」
彼は力をためて
「ｳｫﾗｧｧｧ!!!!!」
拳を振りあげると、凄い勢いで[氷雪霊]ブリザードに殴りかかった!
ジーガンフの爆撃拳!ブリザードに大ダメージ!ブリザードは倒れた。
つ、強い････何だったんだ今のは････あれがただ殴っただけなのか？･･
「ﾊｧﾊｧ･･」
ジーガンフはさっきの技で疲労したらしい。
「お見事です。素晴らしい!しかしマジックパワーが少ないようですね･･」
ハクトはそういうとジーガンフに手を差し出し彼を立ち上がらせた。
マジックパワー･･？一体何なのだ？それにさっきの殴り･･






DATE
名前　エラリィ　HP46/46 MP23/23
職業　救世主lv10　特技無し
フレンド０チーム未所属

名前　ジーガンフ　HP78/78 MP8/18
職業　武道家lv12 特技　爆撃拳[ボンバーナックル]　???

名前　アロルド　HP87/87MP16/16
職業　格闘家lv12 特技???

名前　マイユ　HP85/85 MP16/16
職業　格闘家lv11　特技???

名前　ハクト　HP154/154 MP56/87
職業　霊媒師lv24 　特技ホイミ[治癒促進の術]　???

(もう10もいったんか･･)