ダリアクルツの冒険日誌

【にゃっはろー！ダリアクルツだよぉ！】
【今回は茶番日記番外編！】
【福引で勇者姫一式当たったわ♪（結構当たりやすい？）】





アンルシア
「（アルヴァン様…世界はもう一度、平和な時を迎えることが出来ました。
この平和がいつまでも続きますように、見守っていてください。）」


いつものように、勇者像に祈りを捧げる。
勇者として修練に、姫として執務に励む日々だけど、
今日は早めに切り上げている。と言うのも…


ルシェンダ
『平和な今を謳歌するのも若者の務めだ。
たまには盟友と羽を伸ばして来るといいだろう。』


と、なかば強引に休みを取るよう言われたからです。
ちょっと笑顔だったが気になるわね…


兵士
「アンルシア様、盟友様が来られました。」

アンルシア
「はい、すぐに行きます。」


でも、せっかくのお休みだし、
思いっきり羽を伸ばそうかな♪


【ナイトビーチ】
うぅ…遊びに来たのは良いけど…
ルシェンダ様から頂いた水着。
ちょっと…恥ずかしい…


アンルシア
「はぁ…
あ！ううん。ごめんね。

あなたと一緒に来れて　すごく嬉しいわ。
でも、その…ちょっと水着が恥ずかしくって…
ふぇ！？　似合ってる　って、そんな…
お世辞でも嬉しいわ…

…？」

（バシャ！！

アンルシア
「きゃっ！？冷た！
ちょっといきなり！ひゃっ！
もぉ～、怒ったんだから！」
アンルシア
「えい！えい！
どお！？参ったかし…きゃっ！
えぇい！まだまだぁ～！
ウフフ！アハハハハッ！」


バシャバシャと子供みたいに　はしゃいで、
こんなに笑ったのはいつぶりだったかしら…
子供の頃はトーマ兄様と、こんな風に遊んで…



【竹林地区・花火会場】

アンルシア
「どう…かしら？
あんまり　こういう服着た事ないから…
変じゃない？…かしら？」

アンルシア
「ふふ、ありがとう♪
あなたにそう言ってもらえて、すごく嬉しいわ。

え？花火が始まるまで、線香花火をしようって？
ホント、すごく準備がいいのね。
いいわ！どちらが長持ちするか勝負しましょう♪」

アンルシア
「…
小さくて、静かなのに。すごくキレイ♪
暖かくて、見ていてすごく幸せな気持ちだわ。

…あっ

落ちちゃった。私の負けね…

…

私ね。今の平和がいつか、
急に終わるんじゃないかって　不安なの。
いろんな辛い事があったわ。
また、あんな事が起こると思うと、私…」


【ヒュルル～…ドォン！！】


アンルシア
「…そうよね！くよくよ　してちゃ駄目よね！
線香花火は落ちちゃったけど、また新しい花火は上がっているもの！
いつか、今の平和が終わっても、また新しい平和を作って見せるわ！

もちろん、あなたも手伝ってくれるわよね？
…
ふふふ、そう言ってくれると思ったわ♪

これからもよろしくね。
私の盟友さん♪」



＜＜あとがき＞＞

アンちゃんの衣装、特にウィッグがいいわね(≧▽≦)
再現度バツグンに上がるわ～。

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では、次回の茶番でお会いしましょう♪バイバイ