ドラクエ10の小説でも書こうかと思い立った時に、頭の中に浮かんできたのは、ベサワキ ワグミカ ジーガンフの3人。
構成や設定を練ったり、複雑な人物相関図を作ったり、会話文多めでキャラクターの掛け合いをメインに展開したりっていうのが苦手。
基本は、頭の中にセリフや情景がパッと浮かんできて、それを文章に起こす、それを補完する形で物語を構築するといった、かなり独特な方法で執筆している。まあ一言で表せば、感覚的。ついでに心理描写メイン。普段もほぼ私小説しか書かない影響だろうか。
物語を作るというよりは、物語が生まれるという表現が正しい。そんな感じで書いてるおかげで、普遍的な小説の書き方なんて身についていないわけで、インスピレーションが湧かないと何にも書けない。
そして、ネタが尽きたという話。まあ理由なんて一つだけだった。自分自身がドラクエ10の内容をあんまり覚えてないっていう。普通の作家ですらインプットが大事なのに、私なんかはインプットが全てといっても過言ではないからね。
というわけで、やることもないし、溜まりに溜まってる外伝やサブストーリー、単発クエストを消化しようと思う。なんかめんどくさくてやってなかったり、私はドラクエ10内では戦闘狂の部類で、戦闘ばっかりなんですよね。プレイ時間の大部分をそこに費やしてきた影響も大きい。
メインストーリーの内容も忘れがちだし、サブキャラでストーリーもやり直そうかな。ドラクエ10は、ストーリーの展開によって、その辺のモブのセリフもまるっと変わる時が多いから、ホント細かいなーって感じ。労力すごそう。よくやるなって思う。
行く街々で、モブ全員に話しかけてみるっていうのも悪くないかも。
モチベーションが下がったらどうするか。今までは安易に別ゲーしに行って、休止&新コンテンツきたら復帰のループでしたが、視点や目的を変えてプレイしてみるのもまた一興か。
目的を持って行動すると、何となくやるよりも、遥かに記憶に定着しやすいのもある。読書をした後に、そのままほったらかしにするより、後から書評を書こうと決めて読んだほうが、一度しか読んでないのは同じでも全然違うし。
オンゲという性質上、間に膨大な時間が空いてしまうので忘れがちになってしまうけど、ドラクエ10は色々とストーリーやクエストに伏線が張られているんですよね。
それをドラクエ10大辞典を読んで背景を思い出したり、補足したりしながら進めていくほうが、一層ストーリーを楽しめていた。だから、そういうのが記憶に残っているというのは、ドラクエ自体を楽しむことにもプラスに働くはず。
どうして私はドラゴンクエストが好きなのか?
改めてそれを問い直してみた時に、キャラクターのセリフが好きだったと思い出した。特にドラクエ7のマリベルが大好きだ。モブ全員にも専用のセリフがあって、そこから色々と連想したり、妄想したりするのが好きだった。世界観が好きとも言える。
原点に還ろう。