雨に濡れる私の住む小さな村…
活気がなく、、、
すっかり寂れていた。。。
村人達はみな借金を抱えて、
苦しい生活をしているのだ。
そう、
そして私もこの村で宿屋を営むそんな一人だ、、、
そんな私の村へ、
一人の勇者がやってきた…
そして村に一つしかない私の宿屋に入ると、
受付のカウンターに20万Gを置き、
部屋を選ぶために2階へ上がって行った…
すぐさま私は20万Gをひっつかんで、
借金返済のために料理屋へ走った。。。
料理屋は同じ20万Gを持って、
養鶏業者へ走り、
20万Gの借金を返した。
そして、
養鶏業者はその20万Gを握ると、
つけにしてある餌代と燃料代を払うために、
販売業者に走った。。。
販売業者は20万Gを手にすると、
この厳しいご時世にもかかわらず、
つけでお相手をしてくれる村のバニーちゃんに返そうと彼女のもとに走った。
バニーちゃんは20万Gを懐にして宿屋に走り、
たびたびカモを連れこんだ宿屋に、
借りていた部屋代を返済した。。。
そして私は、
その20万Gを受け取ると、
20万Gをカウンターの元の位置に置いた…
ちょうどそのとき、
部屋をチェックして2階から降りてきた勇者が、
どの部屋も気に入らないと云って20万Gをしまいこみ、
村を出て行った…
そして、、、
誰も稼いでないが、
村中の誰もが借金を返し終わり、
村は活気を取り戻した。
ありがとう、勇者様…
見えない自由が欲しくて
見えない銃で撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ♪