ねねの冒険日誌

名作映画劇場１７


宮司さん
「　三葉さん。　いくら高校生バイトだからと言って、こんな勤務態度では困ります。　明日から心を入れ替えて、しっかりと務めて下さい。　」

三葉　
（　ふん。こっちは上京して面白おかしく遊ぶ金が欲しかっただけよ。　金も貰ったし、こんな堅苦しい神社、こっちから辞めてやらぁ～）




でも、ただ辞めるのもシャクだから･･･････････






三葉
「　こうして、食べかけのご飯を、振る舞い酒に吐き出して
･････････四葉、ちゃんと撮るのよ！

四葉
「　お姉ちゃん、ワル～～～～～いｗ　ゲラゲラ　」

三葉
「　ＳＮＳにアップしたこの動画が拡散すれば････････････　







気持ち悪がって健康被害を訴える参拝客たち。

食の安全から、振る舞い酒は全て廃棄処分。

そして、この神社も罰あたり巫女のいる大凶神社として廃社になればいいわ！　

あっはっはっはっはっはっ。　いい気味♪　」








そして翌朝。


とうおるるるるるるるる ♪



宮司さん
「　大変よ！　三葉さん。　あなたのＳＮＳのおかげで！！　」


三葉
（　ふふ。もう手遅れよ。　これから高山本線・上りに乗って、こんな辛気臭い町からオサラバよ♪　）







宮司さん
「　東京から、たくさんの人達が買い付けに！　」



ド　ド　ド　ド　ド　ド　ド　ド　ド　ド　ド　ド


男Ａ　「　うぉぉぉぉぉ　本物のＪＫの口噛み酒（※）だ！　」
男Ｂ　「　いくらだ！？　言い値で買う！！　」
男Ｃ　「　マイタウンに溜めた金、ここで使い切る！！！　」


三葉　「　イヤぁぁぁぁぁぁぁなにコレ、東京怖い！　」


生涯、飛騨高山から一歩も出ないと心に決めた三葉でありました。





※お米を噛んで吐き出し、澱粉を唾液のアミラーゼで糖化させた後に発酵させる、神事にも用いられる原始的な酒。映画『君の名は〇』のキーアイテム。


前前前作から～♪
･･･････と、３年前の新海誠監督の前作は、記憶に残るメガヒットでしたが、『天気の子』は、未見ですが、一体ど～～なるんでしょうねね？


Special　Thanks
東京から買い付けに来た男達　エックス様、アクール様、マルクル様
あおばプロダクション様