名作落語高座5
皆様、遅くなりましたが、初春のお慶びを申し上げますm(__)m
昨年に続きまして、2020年の日誌始めに一席。
『初天神』って噺ですが、
勝手に想像!世間の認知度★★★☆☆かな( ̄▽ ̄)
それでは、お付き合いくださいねねm(__)m
9連休を満喫中の父。
ゴロゴロしていると、娘が初詣に行こうと催促ねね。
父「 えーーー 明日から仕事だし、人混み疲れるから嫌だよ 」
娘「 カワイイ娘が誘ってるんだよ? もう来年から一緒にパンツ洗われるとイヤ!って言うお年頃よ?
今年が最後のチャンスよぉ~~~お客さん♪ 」
父「 お客さんって誰だよ。 仕方ない。連れてってやるから『買って!買って!』は無しだぜ!? 」
娘「 ガッテンすしざんまい! 」
鳥居をくぐると、出店に色とりどりのお面が並んでいますねね。
娘「 わぁ。 この狐のお面、『亀裂の八重歯』ってアニメで見た見た! これ買ってーーー! 」
父「 やっぱり始まったよ。 約束だからな。今日は何も買ってやらん 」
娘「 誰かぁーーー!! いたいけな幼女が誘拐されようとしてます! タスケテーーーーー!!! 」
参拝客たち 「 顔が全然似てないな? さてはSNSで騙して連れ歩いてるな!! 」
父 「 ち、違いますよーー。
(娘に)買ってやるから、俺たちが親子だってちゃんと証言してぇーーーー 」
娘 「 えぇ。そうです。 ゴーンをレバノンに逃がしたのはこの私です 」
父 「 何の証言だよ! 」
戦利品の狐面を着けてウキウキ歩いていると、いい匂いが漂ってきますねね。
ヤンキーな店長
「 ヘイ! いらっしゃい! 築地の白銀たこだよ~♡ 」
娘「 わぁ。 群馬県発祥なのに築地を名乗ってる美味しいたこ焼き屋さんだ♡ 買ってぇーー!」
父「 そんなうんちく要らないから! さっさとお参り済ませるぞ・・・・・・っていない!? 」
娘「 うーーーん。 外はカリカリ♡ 中はふわとろ♪ その奥に弾力と滋味にあふれる、これぞ明石産の真蛸! 」
父「 わーーーー! 食レポはいいからさっさと行くぞ! 」
店長 「 (父の腕をむんずと掴み)おっと。お客さん。 お代がまだですよ 」
そしてお参りの帰りには、たこ焼きならぬ凧まで買わされる父でしたねね。
父「 あーーあ。 こんなことならお前を連れて来なけりゃ良かったな 」
愚痴る父でしたが、せっかく天気もいいし、広いトコで娘に凧を上げさせますねね。
娘「 う~~~ん? 上手く上げられない・・・・・・・ 」
父「 ちょっと貸してみろ?
凧ってもんはな。 こーやって風を読みながら、ここだ!ってトコで手を放して、風上に向かって走る!!
ほら。 どうでぃ!こーやるんだ 」
娘「 父ちゃんスゴイ! いよおっ!名人!! 」
父「 昔、アメリカ製の『ゲイラカイト』ってビニール製の凧が流行ってだな 」
娘「 下痢や嘔吐が流行ったの? 」
父「 ノロじゃないよ。 ほーーーら。あんなに高く! 父ちゃんの凧が一番高いだろ!? 」
娘「 うんうん。そだねー(棒) ・・・・・・・じゃ、今度は私にやらせて♡ 」
父「 お前には無理だ。 うん。やっぱりお正月は紙と竹で出来た和凧だな。 なんたって風情があらぁ♪ 」
娘「 あーーあ。 こんなことなら父ちゃん連れて来なけりゃ良かったな 」
本年も、ネタ日誌をご贔屓の程、お願い申し上げますねねm(__)m
Special Thanks
ドワ父&築地白銀たこ店長 あおばプロダクション様
私もドワ娘を演じられて楽しかったねね♡